児童文学作品P 1)プロットに手を加え、資料を追加し、原稿は2枚
新しい児童文学作品Pにかんするメモです。
今日は一日励みました。いざ作品を書き出そうとすると、プロットが甘すぎることに気づき、手を加えました。その過程で必然的に資料の追加とメモの整理なども加わって、実際に書けた原稿はまだ2枚だけ。
外出しない日はコンスタントに5枚は書きたいと思っているので、今日中にあと3枚書きたいところですが、今日のところはプロットをいくらかでも充実させるほうが大事ですので、まあ無理することもないかな。
児童物ということで、随所で表現に迷いが生じます。大人向きの小説を書くときとは異なる神経を使わなければなりません。
「でした」「だった」のどちらのスタイルにするかということだけでも、相当に迷いました。岩波少年文庫を参考にすると、小学校4・5年以上では前者、小学5・6年以上では後者となっていることが多いようです。
わたしの作品に登場するのは小学5年生で、どちらでもいい気がしますし、またどちらを選択しても表現上のメリット・デメリットはあるものでしょうが、入浴時などに、頭の中で作品の様々な場面がナレーション付で展開されるとき、この作品Pでは一貫して前者ですので、前者にしました。
ところで、わたしは前にこの作品を書いた気がして仕方がないのですね。主人公も、前から知っている気がしてなりません。でも、そんなはずはないのですが。主人公の年齢や星座などは今日考えたばかりですから。現在のわたしでなければ書けない主人公の家庭環境なども……なぜ、もうとっくに書き上げたような気がしてしまうのか、不思議です。
それなら、もっとスラスラ書けそうなもので、ストーリーをメモするラフな段階ではそうなのですが、これを文章でコツコツ建築していこうとすると、本当に難しいものです。形にすることの難しさといいますか、一度はこの段階でやめたくなるのですよね、小説なんかでも。
ともかくも、プロットは安心のできるレベルに仕上がっていることを励みに、なるべく焦らないよう形にしていくばかり。明日も頑張らなくては。
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