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2011年6月 2日 (木)

内閣不信任案、可決か否決か?

党首討論での自民党の谷垣総裁は、わかりやすく、なぜ菅総理では駄目なのかを説明した。

日頃、国会中継を観ない向きにはわからないだろうが、菅総理がトップでは瓦礫の処理一つ進まないのだ。

業を煮やした川口順子氏が5月13日の参院予算委で「瓦礫を片付けないと復興はできないんですよ、菅総理」といい、そのための法整備を促してから半月以上が経過してもなお、昨日の党首討論で谷垣総裁が「瓦礫」のことをいっていた。

また「薔薇色の将来像を描くのもいいが、被災地の現実から見れば、やっぱり前払い金、仮払い金でも早く届くことが必要」ともいっていたが、この被災者に前払い金、仮払い金を急いで届けるようにとの提案も、東日本大震災後の国会で何度もなされてきたことだった。

観念的で実際の切り盛りができない(わからない)与党に対して、野党は国会で様々な具体的提案を行ってきたが馬耳東風と聞き流されるだけで、何一つとして実を結ばないことの実例として、瓦礫と前払い金の件が挙げられるというわけだ。これはほんの一例にすぎない。

野党が協力しようにも協力できないのだ、今の体制では。

それだけでなく、民主党が与党になってから、何だか日本はだんだん旧社会主義国みたいになってきた。

不手際というにとどまらない怪しい外交、憲法に障る法案……と、もうやめてくれ、何もするな、といいたくなる。

今の菅総理は、何だか小泉元総理を戯画化したみたいに見える。

あのとき小泉に拍手喝采した頭の軽い連中が民主政権を招き、今度は菅を支持している図式が透けて見えてしまう。

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