7日深夜の余震の影響がちょっと心配な女川原発
7日深夜、最大震度6強の余震が発生した。マグニチュード7.1(7.4から修正)、震源の深さ約66キロ(40キロから修正)。
青森県から茨城県にかけてある原発は、先月11日の震災のあと、全て運転を停止しているが、7日深夜の地震による停電の影響が出ている模様。
幸い、この地震による福島第一原発への問題となるような影響はなかったようだ。原子炉への注水作業や1号機で行われている窒素の注入作業は継続されているとのこと。
以下は、7日深夜の余震後の北海道・東北地方の原発の現状。毎日新聞より。
“毎日新聞 2011年4月8日 12時34分
北海道
- 泊原原発……1、2号機の出力を一時90%に抑制。
青森
- 東通原発…外部電源が一時喪失。非常用電源で冷却継続。
- 六ヶ所村再処理工場……外部電源が一時喪失。非常用電源で対応。
宮城
- 女川原発……外部電源3系統のうち2系統喪失。1系統で対応。使用済み核燃料プールから床面に漏水(1号機で2.3リットル、2号機3.8リットル、3号機1.8リットルの微量の放射性物質を含む水が揺れで建屋内にこぼれた)。
福島
- 福島第一原発……外部電源を維持。
- 福島第二原発……外部電源を維持。”
この余震について、同じく毎日新聞より。
“毎日新聞 2011年4月8日 12時51分
東日本大震災:余震、海洋プレートで発生か 筑波大准教授
7日深夜に起きたマグニチュード(M)7.4の東日本大震災の余震について、八木勇治・筑波大准教授(地震学)は「沈み込む海洋プレート内で発生したとみられる」と説明する。同震災の本震で沈み込んだ海洋プレートが圧縮されて力が働き発生したと考えられ、「幸い震源が深かったため津波が起こりにくかった」と話す。
今後も余震に注意が必要だが、八木准教授によると、同じメカニズムで誘発される海溝付近の地震発生の可能性が高まっている。海溝寄りのプレート内大地震に分類される昭和三陸地震(1933年)のような津波を起こすタイプの地震で、「今後しばらくは十分な警戒が必要」と話す。
国内史上最大のM9.0を記録した東日本大震災では、気象庁が観測したM5以上の余震は396回(8日午前8時現在)で、400回に迫ろうとしている。過去10年に日本全体で起きたM5以上の地震は年平均120回程度で推移したが、大震災1カ月足らずで3年分を超えた。【下桐実雅子】”
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