20日に、整形外科受診 - 肩関節周囲炎(五十肩)のストレッチを教わる
遅くなったが、記録しておこう。
右の五十肩の痛みが強かったため、4月1日に飛び入り受診。主治医ではなく、べつの若い先生だった。関節内注射を受けるが、夜間、激しく痛み、2日ほど右肩下から肘までの間がかなり腫れた。
20日の受診が本来の定期検診だった。事前に両膝と両膝下のレントゲン。
これまでわたしはレントゲン写真を見、先生の説明を聞いても、腫瘍の数と位置がはっきりしなかったのだけれど、今回はその点を改めて確認しておきたかったので、先生に質問した。
右と左の膝に各1個、左の脛――膝下――に1個、計3個だった。それほどの変化は見られず、すぐに処置が必要となるような変化はないとのこと。それでも、触ると大きくなっているのがわかる。「どれも、やはり腫瘍でしょうか?」とお尋ねすると、「うん。腫瘍以外には考えられん」と先生。
定期検診の主題はこれで終わり、次いで右の五十肩の件。わたしは関節内注射の目的が何であったかを訊いた。先生はパソコン画面の記録を見ながら、「ステロイドと麻酔薬やけんね、痛みを和らげるための処置たいね」と、相変わらずの佐世保弁で先生。「痛みを和らげる処置だったのですか……」とわたしは情けない声を出した。
これまでの人生で、あれほど痛い思いをしたのは初めてだと思ったほど痛かったのに。わたしは激痛に一晩中苦しめられたこと、2日ほどひどく腫れたことを先生にお話しした。
「えっ、腫れた?」と驚いた表情で、先生。なぜか驚いたとき、先生は標準語を発せられる。「注射液が漏れたのでしょうか?」とお尋ねすると、注射液は漏れて腫れるほどの量ではなかったといって、容量をおっしゃった。「ヒアルロン酸とかじゃなかけんね……」と先生。カルテに何か記入なさった。
右肩がどれくらい上がるかの検査。情けないくらい上がらない。関節内注射でかえって悪くなった。
「いかんばい。このままじゃ、いかんばい、Nさん。しっかりストレッチせんば」と先生。「もう、動かしていいのですね?」とわたし。「動かさんば。このままじゃ、かたまってしまうけんね」と先生。
この時期にふさわしいストレッチを教わる。この場合、傷めた右肩だけでなく、左右対称に、左肩も同様に行う。
- 右手を左肩に置き、左掌を右肘に下から掴むように添え、その添えた手を胸のほうにぐっと引き寄せる。もう片方も同様に。
- 両手の指を前で組んで、前に伸ばす。
- 右腕を伸ばし、左掌を右肘に下から添え、その添えた手を上に押し上げる。もう片方も同様に。
- 背後で両手の指を組み、上体を倒しながらそれを上にあげていく――のは今の状態では無理なので、背後に両手を回し、右手で左手を掴む。もう片方も同様に。
1.は、右手を肩に置くことさえ、困難だった。4.も、掴むことさえできない。右肩はガチガチだ。「1週間、リハビリに通ったほうがよかかもね」とひとりごとのように、先生。
痛み止めのロキソニンと湿布薬を出して貰っていたが、ここでも出して貰う。なくなったら、使うつもりで。
話が前後するが、診察の最初に先生は「おなかのほうはどうね?」と質問なさった。これまでのことを担当科以外もチェックなさるのだ。わたしは薬剤性肝炎の件をお話しした。先生はそれについて、細かくお尋ねになった。「あんまい、いろいろせんがよかね(あまり色々としないほうがいいだろうね)」と先生。
わたしは湿布薬にかぶれやすい。しかし、少しはほしい。先生は塗り薬と湿布薬を出してくださる。「厚いのと薄いのと、どっちが効くね?」と効かれたので、厚いほうをお願いした。
- スミルスチック3% 全40g 外用
- ロキソニンパップ100㎎ 全35枚 外用
痛み止めは、
- ソレトン錠80 80㎎ 1日2錠 (説明)
1日2回 朝・夕食後 7日分
痛み止めは胃を傷めやすいので、
- ムコスタ錠100㎎ 1日2錠
1日2回 朝・夕食後 7日分
関節内注射後に若い先生から出していただいた痛み止めはソランタール錠100㎎だった。循環器クリニックで出していただいたのは、ロキソニン錠60㎎ 1日2錠。
薬剤師さんによれば、強い順に並べると、
- ロキソニン
- ソレトン
- ソランタール
だとか。
「Nさん。ソレトンとムコスタを服用したときは、2週間後に肝機能の血液検査を受けんばばい(受けなくてはいけないよ)」と、先生はいい含めるようにおっしゃった。大学病院の肝臓の先生がおっしゃったことと同じだ。
五十肩の件がなければ、次回は半年後か、もっと間隔が空いたかもしれなかったのに、五十肩のために、「2ヶ月後には来んばいかんばい。」と先生。また、自分でストレッチがうまくできないようであれば、先生にいうようにとのこと。そのときはリハビリに通うことになるのだろう。
次回受診は、6月29日 10:00~11:00
籠の荷物をとりに行き、診察室を出ようとして振り返ると、先生がこちらを眺めていらして、女性的な優しい、情けなさそうな表情で、「Nさんー」とおっしゃった。わたしはハートが飛び出そうになるくらい、ドキッとした。何て物柔らかで綺麗な、しかし困ったようなお顔。ちなみに先生は本来、男性的な容貌のハンサムなかたなのだ。
先生は何かおっしゃったが、狼狽するあまり、聴こえなかった。「わあ、先生、ごめんなさいー!」と謝って、診察室を出た。次から次に問題を持ち込んで先生を苦しめる悪い患者とは、ハイ、わたしのことです。
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