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2011年3月23日 (水)

何てこった、乳児の水が……。3号機からまた黒煙。

東京都葛飾区飾区にある浄水場の水道水から、放射性ヨウ素131が検出されたそうです。
22日午前9時に採水・検査⇒1リットル当たり210ベクトル。
23日午前9時に採水・検査⇒1リットル当たり190ベクトル。

これは大人が摂取できる上限・1リットル当たり300ベクトル内には収まっているそうですが、乳児が摂取できる上限・1リットル当たり100ベクトルの2倍となっています。

そのため、東京都は、東京23区の全て、武蔵野市、三鷹市、町田市、多摩市、稲城市の全域で、乳児に限って水道水の摂取を控えるようにということです。

長期摂取でない場合は、差し支えないとのこと。

福島第一原発の問題が長引いています。

21日に3号機から黒くなったり灰色になったりする煙が上がっていましたが、収まったということで、22日には1号機から4号機まで外部電源が復旧し、3号機制御室が点灯。

明るいニュースに、これで事態は収束に向かうだろうと安心していました。現実は、なかなかそうはいかないようです。

今日また午後4時20分頃、3号機から黒煙。煙の量は減りつつあるようではありますが、原因は明らかになっていません。

一昨日でしたか、毎日毎日福島第一原発に注意を向ける生活にほとほと疲れ、タロット占いをしたところ、問題は長引き、近い将来……占ったわたしの現在の心情を暗示するものではないかと思いますが、ハートが3本の剣に貫かれている絶望を意味する絵柄が出ました。
自然の恵みを意味する女帝が逆さまに出ましたし、水辺に座る美しいカップの女王も逆さまに出ました(カップの女王は母性愛を意味するものでもあります。乳児の水のことで心を痛める母親をシンボライスしているかのよう)。
しかし、最終カードには『世界』が出ましたので、いずれ(いつ?)予想したよりは(チェルノブイリよりは?)まるく収束はするのでしょう。海水、水道水、農作物、土壌に対する影響が深刻になってきた現時点ではとてもそうは思えない、どす黒い気分にならざるをえませんが。

また例の試みをしようと思います。何もしないよりははるかにましなはずです(たぶん)。

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