ブログ書籍化の件
ブログ出版局の書籍化サービスで、創作ノートでありエッセーの私的宝庫でもある『Notes:不思議な接着剤』と、So-netブログ『マダムNのエッセー』の三分の二くらいを、それぞれ書籍化しようという件。
エッセー集のタイトルを「エッセー集①庭園」。創作ノートのタイトルを「不思議な接着剤・ノート①」に決定。月並みかしらん。他によいタイトルを思いついたら、変えるかもしれません。
他の候補としては、
- エッセー集①薔薇色の雲
- エッセー集①冬の小鳥たち
- エッセー集①百年前の子供たち
『百年前の子供たち』というのは、わたしが気に入っているエッセーのタイトルです。家族に受けたのは、「庭園」「百年前の子供たち」。
小説集も出したいのですが、原稿からパソコンで打ち出さなければならない作品が何編もあり、その手間のかかる作業が遅々として進まず、目下、暗礁に乗り上げている状態。そんなことをしているより、創作に時間を割きたいと思ってしまいます。
「エッセー集①庭園」には、当ブログから生まれた評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』はじめ、『卑弥呼をめぐる私的考察』、手記『枕許からのレポート』といったかつて同人雑誌に発表済みのものも収録予定です。
『Notes:アストリッド・リンドグレーン』、山岸凉子の『テレプシコーラ』に関するもの、フジ子・ヘミングに関するもの、文学界批判など、生粋の当ブログ生まれの作品は勿論収録。
フォントを《8》か《9》にし、ブログ閲覧のために空けた行間を詰めましたら、480ページにずいぶん沢山収まるのですね。前掲の春樹の作品に関する評論だけで、原稿用紙100枚くらいですから。
こんな本、自分でなくては誰が出してくれるでしょう? 2部かせいぜい3部の限定豪華版(豪華というのは、作品数が多いという意味)。
手元に届いてみるまでは、どんな風に出来上がってくるのかはわかりませんが。わたしの場合、一番の目的が作品の保存ですから、まあそれに叶えば、計画は成功とします。メモリーに保存しただけでは、不安なのです。作品集にしておかないと。それに、ブログ生まれの作品たちに校正を施して、一人前にしてやりたい母心もありまして。
何より、本や雑誌のかたちにしてみないと、自作のレベルが今ひとつわかりづらいということがわたしにはあるのです。そうした理由で、同人雑誌に入っていたのでした。
ブログの書籍化に伴うこうした作業で創作がまたいくらか遅れますが、これはこれで無意味な時間の過ごしかたではないと考えています。
当ブログを全部書籍化しようと思えば、何巻になるでしょうね?(そんな贅沢なことは考えていませんけれど)。
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