雪
窓の外が明るく、煙るように見えたので、ベランダに出てみたら、風に雪が舞い、見下ろした駐車場も白くなっていました。
携帯で撮ってみましたが、わかりにくいですね。この街に雪が積もることは珍しいのです。
雪といえば、条件反射のように、レミ・ドゥ・グルモンの『雪』を連想するわたしですが(過去記事でご紹介しました)、日本の雪を描いた詩の絶品は三好達治の『雪』ではないでしょうか。
娘に学校で習ったことがあるかと尋ねると、ノンだそう。この名詩を知らないとは!
以下にご紹介しておきます。
雪
三好達治太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
関連記事:
- 2007年12月17日 (月)
坂口安吾のマドンナ矢田津世子が愛した詩人レミ・ドゥ・グルモン~『雪』をご紹介
https://elder.tea-nifty.com/blog/2007/12/post_7554.html
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 日本色がない無残な東京オリンピック、芥川賞、医学界(またもや鹿先生のYouTube動画が削除対象に)。(2021.07.20)
- 芸術の都ウィーンで開催中の展覧会「ジャパン・アンリミテッド」の実態が白日の下に晒され、外務省が公認撤回(2019.11.07)
- あいちトリエンナーレと同系のイベント「ジャパン・アンリミテッド」。ツイッターからの訴えが国会議員、外務省を動かす。(2019.10.30)
- あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その17。同意企のイベントが、今度はオーストリアで。(2019.10.29)
- あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その16。閉幕と疑われる統一教会の関与、今度は広島で。(2019.10.25)
「詩」カテゴリの記事
- 高校の統合で校歌が70年前のものに戻っていたので、作詞者と作曲者について調べてみました(夕方、数箇所の訂正あり)(2021.02.08)
- 堀口大學の訳詩から5編紹介。お友達も一緒に海へ(リヴリー)。(2017.08.29)
- 20世紀前半のイタリアで神智学・アントロポゾフィー運動。ガブリエラ・ミストラル。ジブラン。(加筆あり)(2016.06.09)
- 神智学の影響を受けたボームのオズ・シリーズ、メーテルリンク『青い鳥』、タブッキ再び(2016.06.01)
「季節」カテゴリの記事
- 謹賀新年 令和六年正月(この度の震災で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます)。妹からの年賀状。(2024.01.02)
- ご近所さんからいただいた南天(2023.12.31)
- これから、というかた――同志――のために、もうこの時期ですが、「おすすめ年賀状テンプレート・イラスト2024(令和六年)」を『Nのめもちょう』に公開(2023.12.28)
- 謹賀新年 令和5年元旦(2023.01.01)
- おすすめ年賀状テンプレート・イラスト2022 (2021.12.24)