ナンとかしたい、この不調。シネマ『グローリー』について少しだけ。
昨日はあれからも体調不良が続き、パソコンができずに終わった。
夕飯に一度に沢山食べると、よくないことはわかっているが、無理に押し込んだ。
何とか戻さなかったが、気分の悪さが夜間から午前中まで続いた。
グリコのキャラメルを食べたのは20年ぶりくらいだったと思うが、これを2粒ずつ食べて朝と昼の心臓の薬を飲んだ。
今は何ともなく快適だが、長く空腹に置きすぎるとまた吐き気がしてくるだろうから、夕飯までの間にそろそろ何か入れようと思う。お粥を作ろうかしら。
それでまあまあの状態が保てれば、パソコンができると思う(この記事は携帯から)。
ガスターでは胃の不調が治まらない(勿論、ないよりははるかによいが)。でも、肝炎が薬剤性かどうかを観察中の今、他の消化器の薬は出して貰えそうにない。ガスターで乗り切るしかなさそう。
昨日、南北戦争時代に北軍で結成された初の黒人部隊、マサチューセッツ第54連隊を題材にした、男の美学タッチの映画『グローリー』関連で調べたことがあった。
第54連隊を率いた将校は白人の若きショー大佐で、マサチューセッツのボストン出身。彼の父親は著名な奴隷解放論者だった。
彼は難攻不落のワグナー要塞において先鋒役を志願するが、それは戦闘においてさえ、肉体労働しか認められなかった黒人たちに、栄えある先鋒をつとめさせることで、彼らに人間としての尊厳を取り戻させようとする行為だった。
ショー大佐はまるでベルばらのオスカルのようにカッコよく戦死し、ワグナー要塞の攻略には失敗したが、第54連隊の勇姿はアメリカ合衆国の歴史に刻まれた。
マサチューセッツ州議事堂の対面に第54連隊の顕彰碑があるそうだ。ショー大佐が南北戦争中に書いた200以上の手紙はハーバード大学のヒューストン図書館に納められているとか。
ショー大佐が出てきた背景を考えたとき、わたしにはぴんとくるものがあった。キイワードはボストンだ。
ボストンは、アメリカ開国から南北戦争の頃まで、ひじょうに特殊な土地柄で、アメリカのアテネと呼ばれた黄金時代をつくったことで知られる。ニュー・イングランド精神の中心地だった。
このニュー・イングランド精神が何かだが、独断でいってしまえば、これはフリーメイソンの思想と切り離せないものだと思う。
イギリスで生まれたフリーメイソンは新天地アメリカで理想の実現を見ようとした。アメリカのフリーメイソンはボストンで設立された。ボストンの栄枯盛衰は、アメリカにおけるフリーメイソンの変遷を物語る資料となりうると思う。
ボストンは南北戦争を境に凋落したというから、皮肉なものだ。ヘンリー・ジェイムズはボストンのいわば凋落の秋を『ボストンの人々』という作品で描いた。そこは俗物時代が到来し、拝金主義が蔓延る世界だった。
南北戦争が経済戦争の側面を持っていたことを考えると、戦争の結果がボストン市をどんな風に飲み込んだのかの想像が朧気ながらつく。
また、奴隷解放論は社会改造運動の一環として出現したものであって、女性解放運動とも連動していたのだが、『グローリー』では女性の匂いは極力排除されている。
※映画に関する後半部は、あとで一本の記事にまとめます。
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