動揺するやわな心
大掃除疲れからか、夕飯作りを済ませると、食べるのも忘れて寝てしまった。
そして1時間くらい前に目が覚め、ぼんやりと、明けてから大学病院で受ける検査のことを考えたり、前に検査入院したレッドクロスでのことを思い出したりしていた。
一昨年、副甲状腺について調べて貰うためにレッドクロスの内分泌内科に検査入院し、骨シンチで反応が出なかったことから、首にある腫瘤の摘出手術は見送られた。
その代わりにといっては変だが、頭に3個ある腫瘤のうちの一番古くて育ったものを、外来で簡単に削ってとれるという脳外の先生の言葉から、その気になり、とって貰うことにした。
瘤の正体を知りたいという気持ちがあったからだった。その時点では、瘤は過形成と思われていた。膝にいくつかある瘤も過形成という、整形外の先生のお話だった。
頭の瘤の正体は硬い骨腫で、削れず、土木工事のような手術となって、ノミやドリルでようやくとれた。局所麻酔だったため、一部始終がわかった。摘出作業に時間がかかったのと、わたしの喘息発作が起きたための中断で、時間が長くなり、催して尿をとって貰ったりした。
そして、頭には大きな窪みができた。その時点では悪性か良性かがわからないため、瘤は完全に抉られ、再発で骨が盛り上がる可能性と人工骨を充填した場合のトラブルを避けるために、月面にあるクレーターそっくりの窪みがわたしの頭に残ったというわけだった。
収穫がなかったわけではないけれど、新展開なしの入院だった。未だに3つの科での経過観察は続けられていて、今や先生がたにとってわたしは腐れ縁の患者といえるだろう。
過形成といわれていた膝の腫瘤は、育ってきてレントゲンで読みとりやすくなり、骨腫瘍に間違いないだろうということになった。
大学病院の内分泌内科で受けたホルモン検査だが、ホルモンの値は一日中変動しているそうだから、たまたまあの結果になったにすぎず、下垂体腺腫によるクッシング症候群ではないかもしれない。
脳に関わる病気は怖いから、そうでないことを祈るばかりだが、レッドクロスのときのような灰色の結果が出て、同じようなことになったらと思うと、これはこれでうんざりすることだ。体の状態は楽にならないまま、経過観察ばかりが増えていくのはたまらない。
いや、大学病院の内分泌内科の先生によれば、明けて5日に受けるクッシング症候群かどうかの検査結果は黒か白かで、灰色はないというお話だった。
さあ、あまりあれこれ考えずに、ごはんを食べよう。もう干からびているかもね。
年賀状、年内に書けるかしらん。
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