飼っていたジャンガリアンハムスターを連想させる、娘のファーイヤーマフ
娘が、ファーイヤーマフを買いました。5,000いくらかの品で、これがあれば、寒い日にも耳が痛くならずに済みそうですね。
とても軽くて、マフはウサギの毛だとか。ただ、娘はマフをつけていると、その毛の感触から以前飼っていたジャンガリアンハムスターを思い出すとしんみりしていました。確かに、とても柔らかな感触はわたしにもジャンガリアンを連想させ、ほろりとなりました。
過去記事でご紹介しましたが、当時、娘が撮ったジャンガリアンのうちの1匹の写真です。11匹も飼ったので、ハムスターたちの思い出は今でも濃厚です。
ハムスターたちを作品にしようとして、最初に飼ったクッキーのお話を書きかけたまま、タイトルのご紹介だけで、放置状態。いずれ完成させたいとは思っているのです。以下はタイトル。
①クッキー~長老の風格があった ②ココア~やんちゃな子供時代、タフガイの青・壮年期、詩情ある死 ③コーヒー~夭折の ④アーモンド~悲劇の冒険家 ⑤ミルク~貴婦人みたいだった ⑥レモン~男生一本 ⑦メイプル~ニュージーランド生まれの大和撫子 ⑧ポム~わが道を行く女 ⑨ノワール~ジャニーズ系の ⑩ショコラ~神経症に生きた ⑪フレーズ~台風を体験した ⑫〈特別篇〉ネズミの兄弟~助け合って生き、殺された
クッキーからノワールまではゴールデンハムスターです。短毛と長毛がいました。ショコラとフレーズはジャンガリアン。ネズミの兄弟のことは100枚程度の純文学系小説『台風』にも出てきます。
以前住んでいた古い借家には、寒くなってくると、ネズミが出ました。粘着式のネズミ捕り器で捕りましたが、わたしはそれに触ることができず、夫と息子に捨ててきて貰いました。
何だか、卑劣ですよね。捕獲の必要を誰よりも感じ、提案したのはわたしなのですから、捕らえたネズミを捨てに行くべきなのはわたしだったでしょう。戦争で、前線での人殺しからぬくぬくと逃れて銃後を守る気持ちとは、こんな後ろめたさに近いのだろうか、と後で思いました。
まだ小さなネズミの兄弟が出たことがありました。
ネズミの兄弟は、シャンガリアンハムスターにそっくりでした。より小さなほうは、こちらを丸い無邪気な目で見ていました。もう少し大きいほうは、小さい仔を守ろうとするかのようなきりっとした感じがありました。ネズミがかかると、一晩中音をさせるので、生きた心地がしませんでした。
そっくりであっても、一方は手厚く保護され、他方は殺される。それは、現社会に認知されたプロ作家と、芸術家としての物書きを目指している社会改革型のアマチュア作家の違いのようにも想われ、鬱々としてきました。
ネズミは賢いし、増えますから、見つけたら、やはりそのままにはしておけませんわね。幸い引っ越して賃貸マンションに移ってからは、ゴキブリすらめったに見かけません。
ここに暮し始めてからの悩みはドバトです。油断すると、物置の屋根で過ごして大量の糞をします。もっと油断すると、何羽も引き連れて、どんどん入ってきます。一羽一羽を見ていると、可愛いけれど、わたしたちにはやはり生活の敵なのです。過去に練ったドバト対策は、以下の記事。話がファーから外れました。
2007年5月21日 (月)
ドバト対策
https://elder.tea-nifty.com/blog/2007/05/post_56cb.html
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