あれ、鏡の中に母が……?
美容院を出、デパートの椅子で疲れを休めながら、記事を書いています。
循環器クリニックも美容院も師走だけのことはあって、混んでいました。
今日は外食の予定なので、その点は楽ですが、さすがに疲れました。
クリニックが午後にずれ込んだため、美容院が予約の2時には間に合わず、半に着きました。それから3時間半。
パーマ、カラーは湿疹が治りかけた今の状態でどうだろうと不安で、担当の美容師さんに相談しました。
娘から肝炎の話を聞いていた美容師さんはお見舞いをいってくださり、次のようにおっしゃいました。
「状態が悪いときはしないほうがいいでしょうけれど……うーん、Nさんくらいのかたなら、そのまま行きます」とのことでGO!
パーマ液を回しかけられたとき、頭に火が点いたような刺激を覚え、早まったと内心青褪めましたが、そのあとは無難に推移し、見事、髪だけはマダ〜ムに変身ですわ。
前髪が伸びていたので、それを生かして、前髪は長いままのストレート風、短めのボブっぽい感じですが、ボリュームが少ないので大きめのカールでパーマしていただきました。
ショートにするつもりだったところを、髪型の雑誌を見ているうちに気が変わったのでした。
で、仕上がりはかなり気に入りましたが、いつになく興奮したことには、鏡を見て、なつかしさでいっぱいに。
ある時期の母にそっくりでしたから。48歳で亡くなった母でしたが、昔の人は今の人より落ち着いた髪型や服装をしていましたし、表情や物腰もそうだったでしょ?
今の髪型は、わたしにとって、これまでで一番大人びた(と中年がいうのもナンですが)スタイルで、現代風のシャープな雰囲気を引き算すれば、ある時期の母の髪型になるのですね。
わぁ、お母さん! といいたくなるくらい容貌も似てきたみたいです。幸い、元気に見えた頃の母に。
デパートの椅子に来るまでに、途中途中の売り場で、何度も鏡を見てしまいました。母がなつかしくて。
今日のうちに、何度も何度も見ておかなくては。一晩寝れば、輝いている美容師さんの作品もくしゅっとなってしまって、鏡の中にはたぶん、魔法の解けたいつものわたしが残されることでしょうから。
循環器クリニックでは、主に、大学病院でのことと、年末年始は家にいるかどうかの確認でした。
心臓病患者には、寒くて混むときの遠出はおすすめでないようです。前回循環器クリニックで受けた血液検査の結果もいただきました。詳しくは帰宅後に。
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