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2010年12月15日 (水)

(大学病院)内分泌・糖尿病内科受診

長崎の従兄にそっくりな先生で、驚いた。

率直でありながら、温かみのあるユーモアがおありなところも従兄を連想させ、なつかしい(というのも変だが)。せっかちな雰囲気は、この病院で診ていただいた3人の先生に共通している。

腕のほうは知らないけれど、感じは好きな先生だなあ…と思ったが、この先生とはたぶん、次回でお別れすることになるだろう。

というのも、ホルモン系の病気で吐き気が主訴となる病気はなく、わたしが逆流性食道炎に効く薬パリエットを飲めなくなったことが吐き気の原因と思うといったことに肯かれたからだ。

先生は、逆流性食道炎の薬で、パリエットの次の選択肢となると、ガスターあたりなると気の毒そうにおっしゃった。

また、レッドクロスでU先生に副甲状腺について経過観察して貰っていることや、検査入院についてもお話しした。

U先生のことはよくご存じで、そちらはじゃあ、いいですね、とのこと。やはり、副甲状腺の場合は、まず、カルシウムが動くそうだ。

この先生だとあるいは、カルシウムが正常とわかった時点で切られたかもしれない。どちらがよいのか、素人のわたしにはわからないが。この点では、セカンドオピニオンになってよかったと思う。

この際、先生もおっしゃるように、せっかくだからホルモン関係を調べて貰うことにした。

頻脈の話をして、昔、その原因を探るために調べて貰ったクッシング症候群、バセドー氏病関係など、念のために改めて調べていただくことにした。

そういったあとで、密かに懐の心配をしていると、先生が「全部するとなると、きりがないし、どれを選ぶかだねえ。ホルモンの検査は高いから」とおっしゃった。

お任せして、主だった項目を選んでいただいた。結果は年明けに持ち越さず、27日に聞きに行くことになった。

もし、異常な点があれば、お電話くださるそうだ。「まず、そういうことはないでしょうけど」と先生。

話の途中で、更年期障害でしょうか、と訊いてみたが、スルーされた。この先生の辞書に、更年期障害という便利で曖昧なコトバはないらしい。専門分野の性格によるものなのかもしれないが。

今、会計をしに行ったが、5,560円だった。お、想ったより、リーズナブルではないか!

なかなか個性派揃いの大学病院だ。いや、レッドクロスもそうだし、県立出身の先生がたも個性的……ということは、人間はバラエティーに富むという一般論に落ち着く(何をいっているんだろう、わたしは)。

爽やかな気分になった今日の受診だった。

というのも、わたしは恩も忘れて不満たらたらだったけれど、どの先生もそれぞれの観点からよくやってくださっていたことが、何となくわかったからだった。正式なセカンドオピニオンではなかったにせよ、それに近い経験ができ、有意義だった。

今年は病院通いで終わりそうだが、来年は創作一色に染めたいものだわ!

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