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2010年10月13日 (水)

循環器クリニックの先生から、肝機能のことでお電話

 循環器クリニックの先生から、昨日再度受けた肝機能の血液検査のことでお電話があった。

 それによると数値は前回とあまり変わらないという(若干上がっている)。GOT(AST)=122、GPT(ALT)=249。上昇傾向にはあるなあ。

 ちなみに前回GPT(ALT)=200というのは、数字に馬鹿にされているのかと思いたくなるくらい、割り切った値だと驚いていたのだが、教えてくださった看護師さんに端折られていたらしく、208だったそうだ。では、GOT(AST)も端折られていたに違いないと思い、正確な数値を先生に伺ったところ、先生の頭の中は別のテーマでいっぱいだったみたいで、無視されてしまった。

「この程度だと、家で経過を見ていてもいい段階だと思うんですよね」と先生。ゲッ、もう少し数値が動いていたら、入院だったということだろうか? 頭蓋骨が凹んだレッドクロスでの入院のせいで、もう入院には懲りている。入院すると、不自由なことがあれこれ出てくるだけでなく、食事でもめげたりし、最後の頃には自分で作る料理の味が恋しくなったほどだった。

 でも、循環器クリニックの先生にいわれて入院するのであれば、県立になるだろうけれど。いやはや、ナンにしても入院にはならなくてよかった。今後もそうならなくて済むためには、肝機能低下の原因を早い時点で取り除くことだろう。

 先生も同じお考えで、飲んでいる薬を2人で検証した。

 心臓の薬インデラル、ヘルベッサー、アイトロール、シグマートは長いこと飲み続けていて肝機能に障ったことはないから、除外。喘息の吸入薬フルタイドも、同じ理由で除外。新顔というと、やはりレッドクロスで飲み始めたパリエットとガスモチンだ。それと、5月頃に飲んでいたアレルギー治療薬のタリオン。

「パリエットとガスモチンをやめておいてみませんか?」と先生。わたしもパリエットは何となく怪しい気がしていた。

 ただ、この2つは必要があって飲み始めた薬であって、やめるとなると、またおなかがパンパンになるだろう。便もガスも出にくくなって、胃酸だけは上がってくるということになる。胃酸が喉を刺激して喘息を誘発することがあるそうだ。

 わたしは胃腸が動かなくなり、胃酸が上がってくる不安をお話しした。すると先生はいくらか動揺したように「それじゃ、やめられないねえ。いいよ、飲んでいていい。その代わり、おなかの中を診せてほしい。小さな胆石でもあれば、これくらい数値の上がることがあるから、そのあたりを否定しておきたい」とおっしゃった。

 胃腸障害と肝障害と、どちらをとるべきなのだろう? 尤も、本当にパリエットかガスモチンが肝機能に障っているのかどうかは、やめてみなくてはわからない。それで、わたしはいった。「先生、パリエットとガスモチンをやめたからって、死ぬわけではありませんよね。やめてみます。血液検査をして、見究めることが必要なんでしょ?」

 先生は曖昧な感じの反応をなさった。「パリエットって、肝機能障害を起こしやすい薬なんでしょうか?」とわたし。「いや、僕もね、パリエットとガスモチンがそうだとはあまり聴いたことがなくてね。タリオンは僕も飲んでいるけれど、これは肝機能に影響することがある」と先生。

「でも、わたし、今はタリオンを飲んでいませんよね」とわたし。「タリオンの影響は2~3ヶ月続くことがあるよ」と先生。わたしは、次の血液検査までとりあえず、パリエットとガスモチンをやめてみると再度いった。先生はまた曖昧な反応をなさり、腹部エコーの必要を再度おっしゃった。「1週間以内に診せて」

 昔胆石があるといわれたことはあった。それはその後、否定されたようでもあり……何にせよ、おなかの中のことは、医師によってあまりにいろんなことをおっしゃるので、何が何だかわたしにはわからなくなっている。

 パリエットとガスモチンは使い始めの頃に比べたら効き目が薄れてきたとはいえ、わたしにはありがたい薬なのだ。これらが肝機能障害の原因でなければいいなと思う。しかし、とにかく、肝機能低下の原因を究明することが必要だろう(入院やだわ)。

 ところで、来月の上旬に消化器内科の受診を予約しているのだが、その前に外来にお電話して、消化器専門の先生の意見も伺っておくべきだろうか? どちらにしても、ご報告しなくてはならないだろうけれど。別の病院にかかっていると、こうした調整が難しい。   

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