娘のじんましん
娘にじんましんが出た。
子供の頃は季節の変わり目などに出ることがあったが、大人になってからはなかった。数日前から便秘だともいう。
この便秘が娘にはつらそうで、何と、便秘の体験は記憶するところ、初めてという。「へえー、便秘も知らなかったの!」とわたしは驚いた。
胃腸のトラブルに悩まされているわたしの、特に便秘に関しては、「単に努力が足りないだけだと思っていたけれど、そんなに単純なものではないことがわかった。今なら、ママの気持ちがわかるよ」だそうな。
赤ん坊の頃は紙縒りを使って便意を誘導?してやった記憶があったが、物心ついてからは快眠快便で来ているらしい。
娘は小学校の高学年の頃から、橋本病という甲状腺機能低下症を患っていて、半年に1度、甲状腺関係で有名な別府市の『野口病院』に検診に通い、ホルモン不足を薬で補っている。この病気は便秘になりやすいそうだが、娘の場合は便秘と無縁で来たらしい。
いや、わたしにしても、不整脈を患い治療を受けるようになるまでは、胃腸障害とは無縁だったのだ。
で、前置きが長くなったけれど、普段ない症状――それも、じんましんと便秘に娘が見舞われたということが気にかかった。
というのも、わたしはこのところ肝機能の異常で血液検査を繰り返している。その原因についてはまだ明らかになっていず、なま物を食べたことが原因のこともあると循環器クリニックの先生はおっしゃった。
ということは、もしわたしがそのせいで肝機能に異常を来たしているのだとしたら、食生活を共にしている家族も同じ目に遭っていないとは限らない。肝臓の異常は自覚に乏しいこともあるらしいから。
娘の季節の変わり目にありがちな体調の異変が、肝機能の異常から起きている可能性もあると思い、わたしは心配になった。
というわけで、総合病院の受診を娘にすすめた。娘も初の便秘体験に困っていたことから、出勤時間を遅らせる許可を会社から貰って、わたしがすすめてみたN病院に出かけた。
わたしが頭蓋骨にできた良性の骨腫瘍を摘出したとき、入院したレッドクロスで、N病院のよい評判を耳にしたし、今度額の骨腫瘍をわたしが摘出して貰うときに紹介して貰うのは、そのN病院か、A病院という脳神経外科の先生のお話だった。
喘息で通院していた呼吸器クリニックが閉院になったとき、循環器クリニックの先生が「僕が喘息のほうも引き受けるよ」といってくださらなければ、喘息はN病院にかかるつもりだった。
娘はそのN病院で徹底した血液検査を受け、軽い便秘の薬を貰っていくらか不満そうに帰宅した。「ぼったくりかと思った。説明不足だよ」という。
3割負担で10,530円……血液検査には甲状腺やアレルギーの検査まで含まれていたようだし、紹介状がないと初診時特定療養費2,100円(税込)を支払わなければならないから、高いとはいえなのかもしれないが、それほど詳しい検査をするという説明が一切なかったのだそうだ。そして、検査は血液検査のみだったらしい。
甲状腺は定期検診を受けているのだし、アレルギー検査も昨年呼吸器クリニックでわたしと一緒に受けたから、それほど必要のないものだった。この2つが含まれなければ、10,000円を超えることはなかったに違いない。
アレルギー検査の結果はまだ出ていないが、他は出ていて、幸い、娘は肝機能にもどこにも異常はなかったそうだ。何よりで、安心料と思えばいいのだろうが、わたしは秘かに、骨腫瘍の摘出手術はこのN病院ではなくA病院にしようと思った。病棟もちらっとのぞいた娘は、結構、狭い感じがしたという。
娘はアレルギー度が高い。現在、湿疹、喘息に悩まされているわたしはほぼゼロ。もし今回のわたしの肝機能の異常の原因が胃腸薬にあったとしたら、わたしにしては珍しいアレルギー症状を起こしたということになる。来週受ける血液検査の結果が興味深い。
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