息子と再び、前世の夢の話など
小旅行疲れがまだとれない感じですが、今日は夫が『バイオハザード』を観たいというので、午後から外出の予定。わたしは特に観たい映画がないので、その間、買い物でもします。木曜日はデパートの『イタリア展』に娘と行く予定。
こんな風に出かけると、疲れてまた創作に遅れが出るでしょうが、家族と一緒に無理にでも出かけていないと、どこへも行けない体になってしまいそうな不安があります。ここへ引っ越してきたのは2004年12月1日。
その頃は、もう少し普通に生活できていました。子育てから解放されて、図書館に入り浸れると喜んでいました。県立図書館まで自転車で行くと行き帰りに案外時間がかかりましたが、夕方には図書館を出てスーパーへ回って買い物し、料理して、夜は創作の続きをし……という具合にまずまずの生活が送れていました。
どう考えても、増えた心臓の薬が体力を削いでいるとしか思えません。今より危険と隣り合わせでしたが、体力はあったという感じでしょうか。その頃からすると、ずいぶん弱りましたよ。今日も心臓に不安定な感じがあり、歩いても、足が地に着いているという実感に乏しいんですわ。仕方がありません、やれるだけのことをやるだけです。
昨日ブログの更新が朝だけだったのは、午後になって息子から電話があり、3時間も話していたからでした。息子は長期出張中で、週末は東京に戻っていました。
で、何をそんなに長々と話していたかというと、結婚にまつわる話でした。結婚を考えているような、いないような女性の存在があるというわけです。別にそれにかんする相談というわけではなく、何となく話していました。
息子の話を整理してみると、つまりこういうことのようです。
息子は、家庭はほしいが、自由でいたい(大学に戻る可能性を残しておきたい。博士課程に進んだのはその布石)。相手の女性は、子供を早く作りたいが、仕事はやめたくない。彼女は理由はいわなかったそうですが、息子が大学に戻ることには反対したそうです。
まだまだ自由でいたい息子は、「彼女は友人だよ!」といい張るのです。わたしは「それは友人ではないわよ」といいました。友人とそんな話をするなど、ありえないと思うからです。
ただ、話を聴いていて、男女が共に総合職に就くことが珍しくない時代となって、結婚は難しいものとなっているなと感じました。別居結婚では、結婚することの意義が大きく削がれてしまいます。
わたしの両親がよい例です。海外航路の船員だった父不在の母と娘2人の暮らしは不自然なもので、後遺症ともいうべきものをいろいろと残しました。
息子がどうすればいいのか、わたしにはわかりません。孫、ほしいわ……。が、わたしには、創作をやめて家事だけに専念せよといわれてもできないと思いますので、夢の実現に必要なだけの自由を確保していたいという息子の気持ちもわかります。
息子の葛藤、契約社員の娘を見ていても、男女の役割が比較的明確だったわたしの頃とは、結婚というものが違ったものになってきていると思わざるをえません。
ホロスコープから見ると、娘は晩婚型ですが、男らしい配偶者像が浮かびます。また、わたしが自分で占った限りではわかりませんでしたが、他の占いではよく、名誉となるような子宝に恵まれる可能性ありと出ます。それとセットとして、娘は大変厳しい母親となるそうで……娘はおっとりしている反面、神経質になると怖くなるますから、そうなってもおかしくありません。息子は逆玉運ありです。華やかな雰囲気の自立した配偶者像で、一緒に働いて経済的な恩恵を被るような配置。
なるようになるだろうと、わたしは楽観しています。占星術を根拠に。
それはそうと、前置きだけで記事を終わるところでした。
息子と長話した間に、たまたま前世の夢の話になって、その内容をもう少し詳しく聞いたのです。前世の夢の話を過去記事から以下に抜粋します。
2006年8月30日 (水)
昨日の夕飯&息子の夢と前世のわたし
https://elder.tea-nifty.com/blog/2006/08/__e90e.htmlそういえば、まだ高校生だった息子がわたしの夢を見たといって、こんな話をしてくれたことがありました。
そこは昔のインドか中国かというような土地で、わたしは白い牛に跨り、上半身は裸。どこかへ行こうとしていたそうです。息子は旅の途中の商人だったとか。わたしは白く長い髭を持ち、ひどく痩せていて、頭は剥げた老人。神々しいような目をしていて、修行者らしい傷が両手にあったというのです。
「その剥げたお爺さんがママだなんて、何だってわかるわけ?」と訊くと、「だって、雰囲気がママなんだ。どうしたって、ママなんだ」といいました。そして、そのお爺さんをなつかしむような遠い輝くような目をしました。
夢が、というより、息子のそんな表情がわたしにはとても起こりそうもない神秘に思えました。その頃、息子は反抗期の只中だったのです。
実は、本当のことだとは思っていただけないかもしれませんが、前世、修行者として老人になってから死んだというあわい記憶が子供の頃のわたしにはありました。瞑想をする習慣もありました。今となっては、嘘のような子供時代の出来事です。瞑想のやりかたなんて、もう忘れてしまいました。
ただ具体的なことはわたしには何もわからず、息子の夢がわたしたちの前世に絡んだものなのかどうかは知りようがありません。息子は子供の頃、お金を駒にして遊ぶ癖がありました。商人だった名残なのかしら。
わたしは修行者らしいというその老人が、上半身は裸だったということから、乞食のような身なりを想像していました。しかし、息子がいうには、大変よい身なりだったということです。そして、息子のほうはそのとき1人ではなく、キャラバンを組んでいたそうです。そのキャラバンもみすぼらしいものではなかったとか。
わたしが乗っていた動物とキャラバンで使われていた動物は違っていたそうで、西洋馬のように大きなものではなく、ロバとかラバとか、そういった動物に見えたらしいのです。息子たちは敬意を払うかのように、ごく自然な雰囲気で、牛に跨った老人に道をゆずったとか。
息子と老人がすれ違った場所が山道だったことは、はっきりしているとか。2人は別の国の人間に見えたそうです。
「お互いに、今とどちらがよさそうだった? 境遇的に」と訊くと、息子は「いやー、夢の中では、どちらも生き生きとしていて、少なくとも不幸には見えなかったよ」といいました。「ふーん」とわたし。わたしは1人でどこかへ向かうところだったそうですが、かなりの高齢でありながら堂々としていて、尊大なくらいだったそうで。
尤も、それが本当に前世の夢だったかどうかは息子にもわからないとか。ただ、目が覚めたときに、そう思ったそうです。長い夢の一場面だったのか、その場面だけが夢に現われたのかも定かではないようです。
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