大阪の街にて、従兄弟同士で
大変な暑さの中、甲子園が終わりましたね。
午前中から家事の合間に小学校中学年向きのお薦め図書の記事を書きかけていたのですが、調べ直して迷い出し、何だか収拾がつかなくなってきました。10冊を選ぶなんて、難しすぎます。誰に頼まれたわけでもないのに(誰に希望されているわけでもないのに)、何でこんなこと、やってるのかしら、とまで思い始める始末。
でも、自分の子供時代が如何に児童文学作品に恵まれていたかを思い〔Link⇒https://elder.tea-nifty.com/blog/2010/08/521966-70-fe50.html 〕、この時期が読書にとってどれほど大事かを考えると、やはり自分なりに選ぶ作業をしてみたいというところへ気持ちは落ち着きます。
その作業に草臥れてうとうとしたら、いつしか悪夢の中。夫が出てくると大抵悪夢っぽい内容になるのですが(何という夫婦でしょうか)、ハッと目覚めたとき、何処からともなく映画『インセプション』の中で夢見者の目覚ましに使われたピアフのシャンソンが聴こえてきた錯覚を覚え、ぞっとしました。
様々な意味において、恐ろしい、そしてスタイリッシュな映画でした。これの感想もまだだったわ。
話は変わりますが、昨夜、息子から電話があり、大阪の梅田で甥(息子にとっては従弟)と会ったということでした。息子は会社員と博士課程の学生を兼ねた暮らしを送っており、甥は大学3年生です。息子は化学、甥は工学ですが、学んでいることに共通する部分もあるようです。
長いこと会っていなかったので、もし彼がひどく変わっていたらどうしよう……と息子は内心怯えながら、待っていたそうです。が、近寄って来た甥の顔がわたしの妹(息子からすれば叔母)の顔にそっくりだったので、人違いをする心配は全くなかったとか。
息子たちは串カツ屋に入り、そこで旧交(幼交?)を温めたようです。甥は、会う機会は多くなかったにも拘らず、「〇〇にいちゃん」と息子を結構慕ってくれていたので、息子は会ってみたいと以前からいっていました。
甥からは、昔のような恥ずかしがり屋の側面は消え、屈託ない感じだったそうですが、穏和で優しそうな、控え目な感じは変わりなかったそうで、わたしも嬉しく思いました。体格は2人共似ていた由。中肉中背より、いくらか小柄でいくらか痩せ気味。
2人共、昔はふっくらしていたのですが。「自炊すると人間、痩せるみたいだね」と息子はいいますが、そんなことはないと思います。実家にいるときほど、2人とも食べていないのでしょうね。
従兄弟同士で過ごした時間は心地よかったようです。
甥には彼女がいたそうですが、最近になって別れたとか。甥に彼女……何だかぴんと来ませんが、「彼女くらい、いるのが自然な年齢だよ。俺とは違うだろうからね」といわれると、それはそうだと思いましたが、そういう息子は……と思い、「ついこの間、上野の科学博物館に一緒に行った〇〇さんは、彼女じゃないの? それをフツー、人はデートというと思うわよ」というと、息子にその話題はスルーされてしまいました。
大学では2日に渡って、教授と研究の詰めた話ができたそうで、何より。自宅とは環境の異なる研究室で作業もでき、充実した今回の旅行だったようです。後期からは、別の教授の(選択)授業もマンツーマンで受けることになるのだそう。
その選択授業については、大学に顔を出すのは1月に1度でよいそうですが(担任の教授の場合は、研究者タイプでご自分の研究でご多忙のため、学生にはむしろ鷹揚な感じ。息子は行けるときに適当に行っている様子)、その日は自習の成果をその教授に伝え、教わりに行く大変な日になりそうだとか。熱心な教授だそうで、教科書1冊をみっちりやることになり、洋書だそう。書店でその教授による邦訳版を見つけた息子はやった!と思ったそうで……。
統計力学を学ぶらしいのですが、息子がとり組んでいるシミュレーションにも使うものだそうで、それを「しっかり学んでおくのも悪くないかもね」と息子。
来月から3ヶ月、長期出張で会社の寮を離れなくてはならないので、持ち運びにいい小型の軽いパソコンをもう1台買ったとか。仕事と研究のバランスをとるのは難しいことでしょう。それでも、研究は大事なもののよう。
わたしの作品もいつ仕上がるかわかりませんが、息子がやる気になると、わたしにもその気分が伝染して、よい作品を完成できそうな気がしてきます。
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