呼吸器クリニックからショッキングなお手紙
呼吸器クリニックからお手紙が届いた。珍しいことなので、何だろうと思いながら、封を切り、手紙を開いた。
「閉院のお知らせ」というタイトルが目に飛び込み、びっくり。
〔略〕病気療養中であり皆様には大変ご迷惑をお掛けしておりますが、療養が長期化しているため平成22年7月20日をもちまして、閉院させていただきます。
〔略〕なお、患者さまで、投薬内容等の情報がご希望の方は、誠に急ではございますが7月24日までにお申し出ください。
〔略〕
開院以来の支援に対する感謝やお詫びの言葉が記されているそのお手紙を、しばらくぼーっと眺めていた。
今日は20日。えっー、今日閉院したってこと? いきなりこのような事態とは……よほどのことなのだろう。それにしても信じられない。フルマラソンを楽にこなすほどのスポーツマンだった先生が……。
ただ過日、受診しようとして受診できず、急なお出かけというのが何となく腑に落ちず、薬だけ貰って帰宅したのだった。午前中は代診の先生が見えたという話だったが、看護師さんたち、何となく暗かった気がする。
2004年12月、引っ越し作業中に初めての喘息の発作を起こしたわたしは近くの病院へ飛び込み、応急の点滴・吸入を受けて一応回復し、この街へ引っ越して来た。それまでに心臓疾患その他でかかっていた総合病院からは宛名のない紹介状を貰って来ていた。わたしは日田市に長かったが、日田市も引っ越してきた街で、そこにいた間は通えたため、その前にかかっていた福岡県の総合病院がかかりつけだった。
総合病院の主治医が他県のこの街の病院についてはご存知ないということで、わたしに選択が任されていた。県立とレッドクロスのどちらにしようかと迷っていたのだが、喘息が治まりきれなかったため、とりあえず、という感じで、デパートの裏手にあったビルの中の呼吸器・アレルギー内科に飛び込んだ。
そんな成り行きで、県立の呼吸器科で部長をしたあと、そのビルで開院されていた先生がわたしの呼吸器科のかかりつけとなってくださることになった。
そして、事情をお話しして紹介状を見せると、心臓なら、よい医師に紹介しようとおっしゃって、やはり県立の心臓血管外科で部長をしたあと、わたしの新しい住まいの近くのビルでクリニックを開院されていた先生を紹介していただいたのだった。
結局、別の疾患でレッドクロスもかかりつけとなったが、異なる二つの系列の先生がたから治療を受けられるメリット・デメリットがあった。
わたしの喘息はごくたまに、急な感じで(といっても風邪っぽいなどの前触れはあることが多いが)呼吸困難を伴う発作が起きる以外は、それほどのことはない。でも、薬なしではいられないので、循環器クリニックで同じ薬を出して貰うという手もある。この際、レッドクロスの呼吸器科に行くという手もある。
わたしが入手したいのは、カルテ、呼吸機能などの検査結果の写しだ。
うーん、それにしても困った。こんな場合に個人病院にかかるデメリットを感じる。何だか、頭の中が混乱していて……わーん、先生、どうしちゃったのよー! あんなに元気だったじゃない!
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