祝、やっと冒険へ
本にする予定で書き進めている児童文学作品『不思議な接着剤』がようやく、冒険の朝を迎えた。
ずいぶん、もたついた。この作品のためと、シリーズものとするための伏線を張るという難題が冒険前夜の部分にあったので、これがきつかった。
夕方、「さあ、冒険のはじまりです。」と書き終えたとき、しみじみと嬉しさが湧き上がってきた。まだこれからではあるにせよ、自分でも想定外だった中世ヨーロッパの闇の部分を探ることになり(探るなかで、まさかマグダラのマリアが浮上してくるとは)、それが自身のこれまでの神秘主義的生きかたとリンクするという、今回、創作作業からもたらされたものには大きなものがあった。
資料のなかから、自分ならではの推理ができたこと、それにはオリジナル性の高いものも含まれるので、いずれ『卑弥呼をめぐる私的考察』のようなかたちで、エッセーにまとめたいと思っている。
冒険の朝までにかんしては、Notesにメモしておきたい。原始キリスト教を調べるときに必ず出てくる人物フィロンとヨセフスについても、ブラヴァツキーの著作にわかりやすい解説があったので、抜粋しておかねばならないと思いながら、まだだった。
冒険前夜が400字詰に換算すると何枚になるのかも、把握しておかなくてはならない。
前夜だけでこれだけもたつくとなると、作品が完成するまでにはどれだけの紆余曲折が……と思うと、気が遠くなるが、アレクサンドリア木星王さんからのお手紙を胸に、頑張ろう。
まだ体調が本調子とはいえないので、とりあえず、今日のところはこれで。
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