漢方軟膏の使い心地②
7月6日に漢方軟膏を使い始めてから、使い心地を時々ご報告してきました。
その後はといいますと、主に紫雲膏(シウンコウ)を使っていて、2本目が半分減ったところ。神仙太乙膏(シンセンタイツコウ)は掻き毟って汁が出たときとか、紫雲膏の効きが悪い気がするときに使う程度なので、上のほうが少し減った程度です。
間違いやすい軟膏に、協和新薬の『太乙膏(タイツウコウ)』があります。これはサルファー剤入り軟膏で、別物です。
といっても、わたしはいくらか痒くなくなると放置してしまい、また痒くなると塗る……といった不真面目な使いかたなので、この塗りかたで薬の効果がどうこうとはいえないのかもしれません。
最初は頭蓋骨腫瘍を摘出した痕が痒くなったことから始まって、左耳、うなじ、右こめかみに湿疹が拡がった頃からステロイドのリンデロン・ローション、リンデロン軟膏を塗り出し、それが効かなくなって、頭の中全体と顔のあちこちに痒みが拡がりました。
その段階で、漢方軟膏の使用を始めました。こめかみには塗ってしまいましたが、顔にステロイド軟膏を塗ることは避けたかったからでした。
現在は、一旦治った左耳をうっかりいじりすぎて、また少し悪くなりました。他は、右耳の後ろが乾燥しがちです。それ以外は、頭の中の一箇所(ごく小さな部分なのですが、ここが一番痒みが強いのです。ちなみに手術痕ではありません)と、うなじにだいたい限られてきました。
掻き毟って瘡蓋ができたところに漢方軟膏を塗ると、瘡蓋が油に浮く感じでとれてきます。うちの子供たちが赤ん坊の頃、ベビーオイルで脂漏性湿疹を浮かしてとったことを思い出します。
シャワーで流すと綺麗になるため、ついべたべたするのが嫌で、その瘡蓋がとれたばかりのデリケートな部分のケアを怠り、まる1~2日放置してしまったりして、暑さや湿気が強まると同時にまた痒みが出てきて悪くなったりします。といっても、その度合いは以前よりは、軽いものです。
瘡蓋がとれたところに、ラベンダー水と保湿剤を塗ったりして試してはいますが……。
まあわたしのような病気持ちが、皮膚だけよくしようと思っても難しいのかもしれません。だからこそ、気軽に塗れる安全で、それなりの効果を発揮する軟膏が必需品という気もします。贅沢な願望ですが……。
で、漢方軟膏の現時点での使い心地として、一ついえることは、少なくとも使い始めより、状態がよくなったということです。
それに、同じに痒いという言葉を使っていますが、現在の痒みは、ステロイド軟膏を塗り続けている皮膚に特有のオゾマシイ痒みではありません。自然な痒みといっては変ですが。
こわごわだった眉毛の手入れも平気になりました。日によっては諦めることもあるほど、デリケートでした。まだ、たまに痒くなることはあります。
精神的な負担も軽くなり、始終考えずにいられなかった湿疹のことを、痒くなったときだけ考えるという風に変わりました。というより、痒みが軽くなったため、あまり考えずに済むようになったのでしょうね。
漢方軟膏だけで、こじれた湿疹を完治させるのは難しいかもしれませんが、このような使いかたでやっていけるのでしたら、わたしはステロイド軟膏より、こちらに軍配をあげます。
ただし、まだお医者さんに診断して貰っていないかたは、まずはそれが本当に湿疹であるかどうかをはっきりさせるべきでしょう。素人判断で漫然と軟膏を塗り続けることは危険です。
湿疹があまり気にならなくなったと思ったら、五十肩になりかけて戻っていた右肩が、昨日からまたおかしいです。湿布を貼って警戒中(気の休まるときがないわね、この体)。
2010年7月 6日 (火)
漢方軟膏を試し始める
https://elder.tea-nifty.com/blog/2010/07/post-af4a.html2010年7月 8日 (木)
掃除中に……
https://elder.tea-nifty.com/blog/2010/07/post-3da5.html2010年7月 9日 (金)
夢に出てきた野上弥生子。息子からの電話。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2010/07/post-1452.html2010年7月10日 (土)
さっぱり感。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2010/07/post-8024.html2010年7月13日 (火)
漢方軟膏の使い心地①
https://elder.tea-nifty.com/blog/2010/07/post-dec9.html
※漢方医を見つけるには、サイト『漢方のお医者さん探し』が便利ですよ。
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