児童文学の森を彷徨った一日
来月初旬までには、「マダムNの推薦図書 2010」を公開したいと思い、児童文学の森を彷徨った一日だった。
この時期には読んでおいたほうがよいと思う、魅力に富む本は数限りなくあって、選ぶのが難しい。しかも、現時点で購入できるものとなると……。一応以下に分類して、学年ごとに5冊ずつになるように選んでみたいと考えているのだが、投げ出してしまうかも。
- 小学校低学年〔1・2年生〕……10冊
- 小学校中学年〔3・4年生〕……10冊
- 小学校高学年〔5・6年生〕……10冊
- 中学 ……15冊
- 高校 ……15冊
東西のものをバランスよく選びたい。ファーブル昆虫記、シートン動物記のようなものは、小学生の夏休みにはぜひ読んでほしい。という大枠しか決めずにあれこれ見ていたら、目が回りそうになった。
学校時代も、母親になってからもPTA活動で、図書委員とは縁が深かったのだが、読書歴の違いからか、むしろそれほど迷わずに済んだ気がする。
調べてみて、やはり子供向き、ジュニア向きの世界の文学全集が、現在、この国には不足していると思わずにはいられなかった。その類の本は、わたしが学校に通っていた頃が一番出ている。
趣味的なもの、豪華なものは今のほうが充実していそうだが、何か偏りと空洞を感じさせる心細い出版傾向だ。
それでも、沢山の優れた児童向きの本が出版されていることは間違いないので、そのなかから、これはおすすめ、と思う本を選んでみたい気持ちも強まった。来週までに選べなければ、このプランは先送り。読書の秋のためのものに変更することになるだろう。
自分の創作のほうは、このところまとまった時間がとれず、新しい章に入れなかった。
明日は、娘が職場仲間と食事に行くそうなので、わたしは夕飯作りをサボって夫と2人、何かとるか弁当にし、それで浮いた時間を作品の中の子供たちが鍾乳洞へ入る場面を描くのに当てたい。
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