宝物となりそうな占いの結果、及びお知らせ
占いの世界における第一人者、大御所といえるアレクサンドリア木星王氏に、自身の作家志望の行く末について、手紙での占いを希望してみました。
過日購入した『タロット教科書 第1巻 タロット・ワークブック』の巻末に、手紙で相談できるタロット特急占い宅急便という広告が出ていたのです。
アレクサンドリア木星王氏は、わが国の文化に神秘主義哲学の芳香をもたらし、特にタロット及び占星学の分野を高め、大衆層にまで専門知識を普及させた功労者でいらっしゃるので、感謝と尊敬の気持ちを手紙で伝えられれば……という思いもありました。
ただお弟子さんも沢山いらっしゃるでしょうから、ご本人に見ていただけるとは限らない、たぶんお弟子さんに見ていただくことになるだろう――と想像しました。
前掲の占い宅急便のコーナーには、様々なコースとその料金(1,000円~4,000円)が表示されていましたが、いわゆる商業主義的な書きかたではなく、どことなくフランクな雰囲気があり、その他のコースに「心の悩みについて……3,000円/あなたが悩んでいることをなんでも」という項目などもありました。
そこで、メッセージ、生年月日、以下のような悩みを書き、3,000円と共に現金書留封筒に入れ、魔女の家宛に送りました。
中学時代から作家志望の専業主婦です。純文学の賞などで、よいところまではいくのですが、卵のままです。
複数の病気を抱えています。再婚した父夫婦からは難題を持ち込まれがちで、家庭生活は波乱含みです。
こうしたことが文学のテーマともなってきましたが、純文学狙いに限界を感じ、昔から好きだった児童文学に方向転換してみたところです。歴史小説も温めています。
来年辺り、初めての本を出したいと思っているのですが、自己満足に終わるだけかもしれないと思うと専業主婦にとっては高すぎる買い物となるので、躊躇するところもあります。
創作の喜びは尽きませんが、今生では表舞台には立てないまま終わるのでしょうか?とりとめのない質問内容になり、申し訳ありません。
書きながら、表舞台に立てないほうが普通なのだから、どんな占いの結果が出たとしても仕方がない、いずれにしても書くことをやめることはできないだろう……と、自身の哀しきさがを思わずにはいられませんでした。アレクサンドリア木星王氏はジャーナリストとして出発なさったようですから、作家として世に出ることの難しさはご存知でしょう。
アレクサンドリア木星王氏が占いの研究家として一流であることは明らかでしたが、占い師としての腕前はどうなのかしら、と思い、ネット検索してみると、ホロスコープとタロットを組み合わせて占われることが多いようで、しかし、それらはアレクサンドリア木星王氏にとっては、霊感を発動させるための道具と考えたほうがよさそうでした。
返信がご本人からである場合、ホロスコープのみで占われているとか、文面が短く終わっているというようなときは、霊感がうまく発揮されなかった可能性がある……のではありますまいか(これは、ネット検索による情報を総合して弾き出した、あくまでわたしの勝手な想像です)。
月曜日に送り、昨日占いの結果が届きました。水曜日の夜だったでしょうか、今見ていただいているのでは――と感じたときがありました。
ご本人の直筆と思われる封筒の文字に何かしら圧倒され、また封筒の薄さに愕然となりました。というのも、ホロスコープが透けて見えていたからなのですね。
封筒の薄さからして、中にはそのホロスコープ1枚しか入っていないだろうことは明白でした。ホロスコープの余白に2~3行、「前途多難です」といった風の言葉が書き込んである内容を想像すると、開封できなくなってしまいました。
娘がしきりに「開けてあげようか」といいましたが、「駄目。ママが開けるの!」といい、結局、1時間くらいして衝動的な気分が高まって開封。
「えっ?」と、ホロスコープの円内に書き込まれた手書きの星々のマークに、またまた圧倒されながら、裏返して息を呑みました。ホロスコープ用紙の裏側が文字でびっしり埋め尽くされている……頭がクラクラし、同時に感動を覚えました。
占い師って、何て大変なお仕事なんでしょう!
「お便りありがとうございます。」という言葉から始まっていた占いの結果から、特に印象に残った文章を抜粋してみます。
今後のあなたの作家活動及び、プロとして表舞台に立つことが可能か等を占ってみました。
まずはじめに純文学の場から児童文学のジャンルを広げられたということについて、これは実に明るいきざしが感じられます。
〔略〕
本来のあなたの星は、そうした方向をコロコロと変える星ではなく、真面目に一つのことを深く探求してゆく、星であります。それはそれとしてあなたのよい特質でもありますがしかし、ともすれば才能のかたよりもおこりうることもあります。占いでは、これまでの純文学は純文学として、あたためてゆかれ、さらに児童を対象とした作品にとりくんでゆかれることが一つの幸運をよびよせるきっかけとなりそうです。
〔略〕占いましたところ、キーカードとして星と力の正位置がでていました。これはまさしく夢をあきらめずに継続して努力を続けるあなたの姿です。そしてあなたの現実の努力こそが夢を実現できるカギであるということです。
〔略〕児童文学というキーワードは、今後のあなたが作家活動の中でひとつの、きっかけとして未来への、扉を開いてくれることになるでしょう。結論から申し上げますと、出版が自己満足に終わるということはないでしょう。少しずつですが世間の注目をあつめることも期待できそうですし、あなたの記念すべき初版本と、なるでしょう。
〔略〕
占っていただく前の本音としては、もう来世に期待するしかないだろう、というものでした。そうしたところへ、これはまた思いがけなく、何て大きな励ましの言葉をいただいたことでしょう。
貴重な占いの結果を無駄にしないように、しっかりと書き、よい作品を完成させたいと思いました。そして、困難はあっても挫けずに初出版を果たしたい、それを次回の出版へつなげたい、との決意を新たにしました。
ところで、これはお知らせですが、占いの結果を読む前の昼間、過日お誘を受けて考えていた、サイト「作品発表広場http://www.sakuhin.jp/」に登録と作品の展示をしました。
興味がおありのかたは、こ訪問になってみてください。サイト名が表しているように作品を発表できる場で、以下は作品のカテゴリー一覧です。
絵画の作品
彫刻・オブジェの作品
建築・インテリアの作品
文芸の作品
音楽の作品
ソーイング・洋裁の作品
工芸の作品
クラフトの作品
その他の作品
作品の販売も行えるようになっていて、以下は『作品を販売するには』というページからの抜粋です。
作品の販売価格の30%を掲載・紹介手数料として弊社に支払っていただきます。
- 作品が購入された際は、掲載、紹介手数料として、販売価格の30%を「sakuhin事務局」にお支払いいただきます。
弊社への支払いは、作品代金を購入者から受け取った後になります。
支払い方法は銀行振り込みとなります。販売する作品について
- 売る作品は、原則として一点ものとしてください。
(※版画、デジタルイラスト、鋳造品などは、作品ごとにサイン/シリアルナンバーを直筆で記入することで一点ものとします。)- 作品輸送時などに、安易に壊れてしまうような作品は避けてください。
- 権利の譲渡が必要なもの(曲や文学など)は現仕様での販売はできませんので発表だけは可能ですが、売ることは避けてください。
他にも注意書きがあります。
文学作品の販売はできないとなっているのになぜ誘われたのだろうと思い、電話で問い合わせてみましたら、アピールの場として活用でき、仕事を依頼してほしい旨、表明することができるから、ということのようでした。
仕事の依頼にここを利用する場合の注意点があります。販売の場合と同様に30%を「sakuhin事務局」に支払う必要があるということです。詳しくは、以下の記事をご参照ください。
作品発表広場」に問い合わせた件
⇒https://elder.tea-nifty.com/blog/2010/06/post-163c.html
わたしが既にサイトで行っているようなことでしたが、アピールの場は多いほうがいいかもしれないと思い、登録してみた次第です。
わたしのページは、ここです。
⇒http://www.sakuhin.jp/profile/id000061.html
現時点では、当ブログで公開中の評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』、純文学の中編小説『台風』を展示しています。電話をかけた際、サイトで公開している作品も展示可能かと問い合わせましたら、可能ということでしたので。
今後、展示数を増やしたいと考えています。ニックネームをマダムNではなく、とりあえずNAOMIにしましたが、これも気にいったワーキングネーム(ペンネーム)が見つかったら、変えたいと思っています。
仕事の希望については、まだきちんと設定していませんが、プロフィールページが履歴書代わりとなるようなので、目障りかもしれないと思いましたが、推奨されていることでもあり、〇〇をつけました。ざんばら髪だし、はれぼったいわ……もう少しましなものと交換したいと思っていますが、まあ普段はこんなものです。今更気取ってみたところで、始まりませんからね。
PDFで作品を保存したのは初めてだったので、フォントに関する迷いがあるなど、不慣れな部分があります。当ブログとあちらとでは、どちらが読みやすいだろうか、と考えたりします。
販売可能なカテゴリーの制作に取り組んでいらっしゃるかたで、発表の場や販売手段を持たないかたにとっては、「作品発表広場」は便利なサイトかもしれません。
※ といっても、サイトの信用度など、まだわたしにもよくはわかりませんので、あくまで参考まで……といった程度のご紹介とお考えください。
● 関連記事:文学界の風穴となるだろうか?
⇒https://elder.tea-nifty.com/blog/2010/06/post-9dc1.html
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