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2010年6月25日 (金)

スタッフブログで……

 過去記事で、サイト『作品発表広場http://www.sakuhin.jp/』に作家登録をしたことをご報告したが、ここ数日、行っていなかった。

 お試し登録の段階であり、事態の推移を見守る必要があると思っているので、1日1回はサイトに行ってみることにしているのだが、午前中、「忘れていた」と思い、パソコンを開いてアクセス。

 ところが、どういうわけかアクセスできなかった。「サイトが消えたの!」と娘にいうと、出勤前で忙しい娘は眉をひそめ、「ちょっとアクセスできなかったくらいで……。何らかのトラブルからアクセスできないんだろうけれど」と諭した。

 そういわれてみると、アクセスが集中したために、特定のページに接続できず、「Internet Explorer ではこのページは表示できません」 というメッセージが表示されることもあるようだし、と思う。

 過去、文学に関してはろくなことがなかったため、疑心暗鬼となりがちな自分がいる。この、何事も信じまいとする頑なな心は、この国の文学界との関わりから培われたものだった。いや、文学界に入れたとはいえないので、その周辺との関わりといったほうがよいかもしれない。

 芸術には品位が保てなくては携わることが難しいというのに、賞狙い中心の関わりからは(純文系で世に出ようとすれば、強力なコネがない限り、この国ではそれしか手段がない)、残飯を漁ろうとする野良犬並みの扱いを受けてきた。

 アレクサンドリア木星王さんが励ましてくださらなければ、方向転換した先の児童文学に対する意欲すら保ち続けるのが難しいくらいなのだ。アレクサンドリア木星王さんに書いたように、創作自体からもたらされる喜びは尽きないのだけれど……。

 幸いスタッフブログ『作品発表広場のささやきhttp://ameblo.jp/yunoguchi/』にはアクセスできた。しかも、最新記事では何と、わたしの展示作品の1編である評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』が紹介されているではないか。以下に抜粋。

2010-06-24 19:11:26
テーマ:レビュー
レビュー【村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち】
http://ameblo.jp/yunoguchi/entry-10572230758.html

皆さんこんにちわ、作品発表広場運営スタッフです。
貴重な梅雨の晴れ間、有効に使えましたでしょうか?
このブログを書いている今この一瞬に、茜色が空に消えて、やがて藍が広がり紺碧へ。空はきれいですね。

作品タイトル: 【村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち】(クリックすると新しいウィンドウ/タブを開いて作品をご覧いただけます)
作家情報:NAOMI 様

昨今では【1Q84】を大ヒットさせた村上春樹氏に関する批評です。
村上春樹氏は非常に面白い作品を書く一方、読中・読後に違和感のようなものを感じられた方も少なくないのではないでしょうか?
その原因を探り、また村上春樹氏の影に埋もれてしまっている海外の名作を掘り起こし、比較分析するとともにレビューもされている評論文です。
レビューはこうやってやるんだという意味で、とても参考になりました。
非常に読みやすく書かれているため、村上春樹氏の謎を知りたいと思う方なら一度読まれてみても良いかもしれません。辛口の批評が鋭く切り込んでいます。

それでは皆さん、またお会いしましょう。

 淡々とした紹介文に心が和むものを感じる。スタッフのツイッターにもアクセスできた。午後には、サイト『作品発表広場』にもアクセスでき、ホッとする。今後も推移を見守っていこう。  

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