Notes:不思議な接着剤 #55 マグダラのマリアの問題
Notes:不思議な接着剤は、執筆中の自作の児童文学作品『不思議な接着剤』のための創作ノート。
#55
2010/5/18(Tue) マグダラのマリアの問題
マグダラのマリアは、いろいろな資料から推理するに、最低2人の子供と共に南フランスに渡ったことは確かだと思う。
『黄金伝説』の領主の妻にマリアの運命が重なっているように想われる――だとすると到着時には既に死亡していた――が、幽閉されていた可能性もある。
この辺りのところがはっきりしないと、洞窟のマリア像がもう一つ鮮明とならないのだ。それで、別の角度から光を当ててみようと、他に資料を漁ったりもしているのだが。
タロットで占っても始まるまいが、タロットが神秘主義者たちによって洗練されていったことを想えば、女教皇はマグダラのマリアと見ていいかもしれない。
イエスの磔刑が行われたのは、資産家の弟子の私有地で、あれは一種の儀式だったと見る解釈は捨てがたいが、『マリアによる福音書』を見る限りでは、イエスはやはり十字架上でかどうかはわからないが、あの頃に亡くなったのではあるまいか。
いろいろと調べてみても、もやもやしたものが付き纏う。
『黄金伝説』の領主の妻にマリアの運命が重なっているように想われる――だとすると到着時には既に死亡していた――が、幽閉されていた可能性もある。
この辺りのところがはっきりしないと、洞窟のマリア像がもう一つ鮮明とならないのだ。それで、別の角度から光を当ててみようと、他に資料を漁ったりもしているのだが。
タロットで占っても始まるまいが、タロットが神秘主義者たちによって洗練されていったことを想えば、女教皇はマグダラのマリアと見ていいかもしれない。
イエスの磔刑が行われたのは、資産家の弟子の私有地で、あれは一種の儀式だったと見る解釈は捨てがたいが、『マリアによる福音書』を見る限りでは、イエスはやはり十字架上でかどうかはわからないが、あの頃に亡くなったのではあるまいか。
いろいろと調べてみても、もやもやしたものが付き纏う。
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