お腹が張らない快適さ&あれこれ
胃酸を抑えるパリエットが効いているのではないかと思いますが、起床時から(今思えば)張っていたおなかがすっきり。
体の軽いことといったら、ありません。心臓疾患と喘息以上に、胃腸の不調が生活の質を落としていたようです。それなのに、わたしは胃腸が悪いという自覚がありませんでした。
食べても食べなくても苦しいので、1日1食にしながら、家族の休日にはそちらに合わせて食べ、食べるときは、どうにでもなれ、と思って食べていました。
パリエットを飲んだだけで、こうも胃が軽くなるとは不思議で、眠りに入るときは、この魔法が解けませんように……と祈りたくなります。
といっても、食べた後はおなかが張り、しばらくは不快な状態になりますが、何しろ度合いが以前とは違い、今は食後に気軽に行動をとることができます。吐き気は全くしなくなりました。
何と瞼まで、昨日辺りからすっきりして、久しぶりにぱっちりした目になっています。
胃の薬が瞼の腫れに効いたなどという話は聞いたことがないので、これは呼吸器クリックで出していただいたアレルギーの薬の作用でしょうか?
細かなアレルギーの検査ではアレルギー度ゼロに近かったのに、アレルギーの薬で瞼の腫れが引いたのだとしたら、瞼の腫れの原因はアレルギーだったということになりますね。
自分の体のことでありながら、よくわからないことばかりです。
体調がよくなったので自作童話『不思議な接着剤』に戻らなくてはなりません。
下準備の一環として調べ始めた中世ヨーロッパ。
中世の闇に葬られた異端カタリ派から原始キリスト教における問題点に辿り着き、浮き彫りになってきたマグダラのマリアとペテロの対立、四福音書の食い違いとナグ・ハマディ文書……ずいぶん深い森に入り込んでしまいましたが、わたしの物語の洞窟に囚われている女性をくっきりと描き出すためには、今後もこの作業というか私的研究は、童話の執筆と並行して続ける必要があります。
その前に、シネマ『アリス・イン・ワンダーランド』の感想を書きたいと思い、先ほどから解読不能になったメモをぼんやりと眺めていました。
中村紘子のピアノ・リサイタルの記事も書きたかったのですが、こちらの記憶のバックアップは難しいかも。
思い出すままに書いてみると、模範的な弾きかたという印象で、ピアノのレッスンの域を出ない、強いていえばサロン芸術という感じの演奏……。
あれは英雄だったかな――妙にガンガン乱暴に聴こえたのは。同じ曲をCDで聴いたフジ子のほうは、やけに重苦しかったのですね。
このことから、両奏者のタッチの質の違いと、彼女たちがいずれも楽譜に忠実な弾きかたをしていることが推測できました。
楽譜に、強いタッチをするようにとの指示が連続して下されているに違いありません。
指が太くて重厚な音を出せるフジ子は重くなりすぎ、軽い音になりがちな紘子さんのほうはガンガンうるさく聴こえたのです(声量の乏しい歌手が声を張り上げているような感じ)。
フジ子の演奏からは、大自然や生活の香りがします。革命における左手の美しさ。激動の革命の内部構造が見え、民衆の息遣いが聴こえてくるようでした。
フジ子はペダルの使いかたが絶妙だと感じましたが、それはドビュッシーのような抽象性の高い曲では、ひときわ生きていました。紘子さんのドビュッシーは味気ないなあ。
紘子さんがアンコールで弾いたラフマニノフの鐘(真央ちゃんが滑った曲)を、フジ子で聴いてみたいと思いました。
ただ、紘子さんは楽譜通りに狂いのない弾きかたができ、音に色がないだけに、オーケストラのほうではやりやすいでしょうね。
フジ子は過度に敏感でミスもよくありますから、よほど熟練した、フジ子の芸術性を理解できるオケでないと、うまくいかないでしょう。
あーあ、中途半端に書いてしまいました。
さて『アリス…』の感想を書き、Notes:不思議な接着剤の放置していた記事に加筆したら、『ユダヤ戦記』と明日返さなくてはならない『ユダヤ古代誌』に目を通して……と考えて時計を見ると、もう夕飯の支度時。
体調がよくなると、お菓子を作りたくなりますが、書かなければならないもの、読まなければならないものが沢山……当分は無理かな。
この記事は携帯からで、読み直さないままです。あとで、パソコンで。
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