もたつく石の旅行&創作予定を若干
依然として腰の下辺りの重苦しさが続いており、腎臓を出て膀胱へと向かう1個の結石が管の途中でまごまごしているのか、1個ではない多くの小さな結石が散発的に旅行に出ているのかわかりませんが、こうも長く不調が続くと、原因が他にあるのだろうか、と想像したくもなります。
特に、昨日から今日にかけては少しおなかの具合もよくないので、原因は腸だろうかと思ったりもしましたが、おなかの具合がよかったときもこの不調はありました。また、昨日まで生理がだらだらと続いていたので、婦人科的なことが原因だろうかとも思っていたのですが、ようやくその生理も終わりました。
となると、この背中の不快は、やはり結石の旅行に原因があるのかもしれません。これはこれで、結構体力の消耗を伴っているのか、料理や掃除を途中で投げ出して横になりたくなります。
手近にある本は常に活性剤の役目を担ってくれているのですが、今は本を手にとる気にすらなれず、困っています。
明日、脳神経外科を受診する前に泌尿器科を受診しようかと考えたりもしていますが、出かける支度をするのも億劫なので、脳神経外科に間に合わせるのが精々かもしれません。この曖昧な症状では、受診しても、大した成果は望めないだろうなと思うと、よけいに。いっそ強く痛んでくれたらと思ってしまいます。それはそれで、嫌ですが。
瞼が腫れっぱなしなので、もとからこの容貌だったっけと思ってしまうくらいです。ずっと家にいるのに、外を歩き回ったみたいに脚がだるい。心臓も、胸のど真ん中がたまに軽く痛むことがありますが、舌下錠は使わず、いつもの飲み薬でつないでいます。
こんな具合にパッとしない体調ですが、気分は乗らなくても、時間が無駄になるので、無理にでも創作に戻らなくては。
文学状況を分析したエッセー『悪ふざけがすぎたかな?』の③④、自作童話『不思議な接着剤』のお話の続きの清書と、そのノートに加えておきたいマグダラのマリアのこと……わたしなりに気懸かりな創作の仕事は沢山あります。
気懸かりといえば、気懸かりというより、気になる翻訳家、山崎栄治。そう、過去記事でご紹介した、リルケの『薔薇』の訳者です。
別の訳で読んだことから、あの訳のすばらしさが意識に上ってきて気にかかり、ググってみました。
デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説に、以下のように出ていました。
山崎栄治 やまざき‐えいじ
1905‐1991
昭和-平成時代のフランス文学者、詩人。
明治38年8月9日生まれ。東京外国語学校(現東京外大)在学中、三好達治、堀口大学らを知る。戦後横浜国大教授をつとめ、雑誌「同時代」同人となる。端正な叙情詩をつくり、昭和39年詩集「聚落」で高村光太郎賞、58年「山崎栄治詩集」で読売文学賞。平成3年8月27日死去。86歳。佐賀県出身。
このかた自らが詩人? 佐賀県出身?
自らが詩人でなければ、あのような訳は無理ではないかと想像してはいたのですが、恥ずかしながら、わたしはこのかたが詩人でいらしたとは知りませんでした。
参考になりそうな資料も少ない中で、以下の本でしたら入手できそうです。
図書館にはなかったので、書店勤めの娘に取り寄せを頼みました。マグダラのマリア関係で、田辺先生の本を1冊既に取り寄せを頼んでしまったので(これも図書館にはなし)、出費だなあと思いましたが、どうしても知りたい。
マグダラのマリア伝説の詳細も、香気ある『薔薇』の翻訳家・詩人のことも(1991年まで生きていらしたわりには、ググってヒット件数が少ないだけによけいに)。代わりに、太宰の映画とメリル・ストリープの映画は諦めます。
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