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2010年3月10日 (水)

購入予定の本 その一…山崎栄治関係

 先日から何度か、リルケの詩篇『薔薇』の訳者・山崎栄治について、短い記事を書いてきた。

 山崎自身が詩人であったことを知り、彼の詩集は勿論、評伝などもあれば読んでみたいと思ったが、利用している図書館の検索では訳者としての名しかヒットしなかった。

 ネット検索したところ、過去記事で書いたが、影山恒男『立原道造と山崎栄治――困難な時代の蜜房 』(双文社、2004年)が購入できるとわかり、書店勤務の娘に取り寄せを頼んでいた。

 その娘から電話があり、山崎が同人だった『同時代』の山崎栄治追悼特集号(発行所=黒の会、発売所=法政大学出版局、1993年1月)を取り寄せられそうだが、どうするかという話だった。

 年月を経ているため、表紙の色が褪せているという。それくらいは何でもない。『立原道造と山崎栄治――困難な時代の蜜房 』の注文を取り消し、同人誌の追悼号を取り寄せて貰うことにした。

 立原道造との関りも知りたくないわけではないが、正直いって、大学時代に購入して読んだ立原の甘い詩には、わたしは何の興味も惹かれなかった。読むとすれば、追悼号のほうを読みたい。

 娘が書店員として慣れてきて、わたしの資料集めによい働きをしてくれる。お金がないのを知っているので、より目的に合ったものを調べて調整してくれ、助かっている。

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