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2010年3月15日 (月)

『シャネル&ストラヴィンスキー』は駄…

 シネマ『シャネル&ストラヴィンスキー』は、わたしはいただけなかった。安っぽいというか、えげつないというか……。

 せっかくのシャネルのモードも、生かされているとは思えなかった。

 シャネルなら黒だろう、異性を援助していたのなら肉体関係くらいあっただろう……といった先入観だけで成り立っているような映画だった。

 わたしが読んだ3冊の伝記と親交のあったゼッフィレッリによって書かれたシャネル像とは対照的な、やたらと性欲に飢えた女、冷淡そのものの身勝手な女にされていた。

 ミヤコ蝶々じゃなかった、シャーリー・マクレーンのシャネルのほうが遥かによかったんじゃないかと娘に訊いたら、娘はウイ……といった。

 なんか最近、シネ5で外ればかりだなあ。

●当ブログにおける関連記事:ポール・モラン著「シャネル―人生を語る」を読むhttps://elder.tea-nifty.com/blog/2008/06/diary0864_e872.html

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