どちらにしよう……作品のこと
Fさんと出すことにしている小冊子だが、『悪ふざけがすぎたかな?』(改題の必要。執筆途中で、内容は今の文学界を分析したもの)にするか、Notes:不思議な接着剤の副産物といえるもので、ここで展開した『マリヤによる福音書』に関する私的考察をまとめたものにするか……で、迷い始めた。
後者は、素人がブログにひっそりと載せているものなので、誰も価値を認めないかもしれないが、独創的な考察ができたと思っている。形にしておきたいのだ。
息子が「おふくろくらい書けたら、論文博士になれるんじゃない?」という。ホント、春樹に関するものなんか、ネット閲覧した大学の先生の論文よりよほどよくできていると思う。世間は肩書きに弱いから、素人のものは大したことないとしか思わないだろうけど。
世に出るためには、今後、息子がいうような工夫も考える必要があるかもしれないと思ったりもしている。しかし、論文博士の制度は廃止されるとか何とか……。
童話が完成したら、主要な作品をまとめて冊子にしておきたいと考えている。本はわたしの身分では贅沢だから、前に印刷屋さんに頼んだように、今度もそうするつもり。
前に出した冊子には、相当な数の作品を載せて安く上がった。大阪の漫画誌を主に扱っている印刷屋さんだった。
が、遠いと確認がしにくくて、文字が小さすぎ、老眼にはきつい仕上がりとなってしまった。今度は近くの印刷屋さんにしたい。
健康に不安があると、作品をまとめておかなければ、という切迫感がたまに起きる。このブログの更新が急に止まるのではないかという不安を、複数の閲覧者に与えたりもしているようだ(ご心配おかけして、すみません)。
ネットサービスのお陰でわたしのような素人でも作品を公開でき、ありがたいが、更新がとまれば、いずれ削除される。主要な作品は活字にしておくほうが安全。活字にしておいたところで、これもいずれ紙屑になるだけと思わないでもないが……まあ、前に出したやつは少なくとも自分の役には立っている。
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