循環器クリニック受診(「薬を使わなかったら140からある脈が58だよ」)
循環器クリニックを受診したあと、漢方へ回るには時間が足りなくなり、一旦帰宅したのがいけませんでした。疲れて、爆睡。
血液検査の結果は次回。「先生から追加オーダーということで、心電図とレントゲンを希望したいとのことですが、如何なさいますか?」と、採血前に看護師さん。
「お願いします」とわたしはいいましたが、クリニックというところは、ずいぶん患者に対して恭順とさえいえるような姿勢を示されるものだなと改めて驚きました。
この市に引っ越してきてずいぶんになりますが、それまでのかかりつけは総合病院で、患者から検査を希望するなど、あまり考えられませんでした。いや、この市でも、副甲状腺を診て貰っているレッドクロスの内科では、あくまでドクターの指示に患者が従うというかたちです。
クリニックを主たるかかりつけとしてから、ちっとも血液検査がないのね、と不満でしたが、昨年も暮れになってようやく、絶対的に必要でドクターから命令が下る最低限の検査以外の検査は患者が心がけるべきものだと知りました。これは、呼吸器クリニックでも同様で、漢方のクリニックを受診した娘によれば、漢方でも、こちらからオーダーしたもののみ診ていただけるようでした。
病院の多いこの市では、そのような総合病院と個人病院の棲み分けがなされているのでしょうか。
心電図は通常の心電図の他に、手首と足首だけの長めの心電図もとられました。「うん、基本形は崩れていない」と満足そうに先生。 そして、正面にはわたしの心レントゲンの写真がライトアップされたまま、先生はおしゃべりに夢中。
何でも、主婦作家がテレビに出ていたそうで、「頑張ってねー、Nさん。Nさんが作家になってテレビに出るときは、僕も一緒に出して貰うから。その賞をとった女の人はね、すごく痩せた、ごく普通の女の人だったよ。それで作家なんだそうだ。Nさんにはぜひ、頑張って作家になって貰いたいなあ」と、何やら興奮気味の先生ですが、そういう場合は、先生は先生でも、主治医とではなく、恩師とテレビ出演するのが一般的なのではないでしょうか?
心臓のレントゲン、前のものと大きさを比べてほしかったのですが、気持ちよさそうにおしゃべりしている先生に対して、物がいえませんでした。見ただけで大丈夫だとおわかりだから、おしゃべりを楽しんでいらっしゃるのでしょうけれど。
昔話になりますが、まだインデラルを使い始めた頃、その前後の心臓のレントゲン写真を、そのときの主治医が2枚並べられたときは、大きさの違いが歴然としていました。頻脈にひたすら耐えていた治療前の写真と比べて、治療後の写真は心臓が縮んで見えました。縮んで見えるほうがわたし本来の心臓の大きさで、インデラルの服用により、心臓の状態がよくなったのだと説明を受けました。
今回も、形式的にでも2枚を並べて説明してほしかったと思いました。今日はいい出せませんでしたが、また撮って貰ったときは(いえ、わたしがそれを今度オーダーしたときは)、前のものと並べていただくよう希望したいと思います。
「薬を使わなかったら140からある脈が、ここまで抑えられるんだからなあ。58だよ」と、データを見ながらひとりごとのような、しみじみとした口ぶりの先生。時々、自分の世界に浸っていらっしゃるように見えたりもする、先生です。
わたしは「えっ、いくつとおっしゃいました?」と訊き返しました。「58……」と先生。普段、わたしの脈拍数はだいたい70~80くらいです。「少なすぎませんか?」といってしまいましたが、先生は微妙な表情をなさっただけで、問題ないようでした。
体重は、昨年の同時期より4キロ減ったそうです。「痩せたねー」と先生。見かけが変わらないのは、喜ぶべきなのか、哀しむべきなのか。「バナナダイエットは利くそうですね」とわたし。「へえー」と感心したように先生。わたしはやってませんが。おなかの問題をここで繰り返す気はありませんでした。前に何度も訴えて、問題ないといわれたことですから。
血圧は120―80。それなのに、よくめまいがするのはなぜなのか、先生に伺いましたが、原因はわかりにくいようです。日頃、自分で血圧を測ってみるのがいいようです。 何だかずいぶん不満を書いてしまいましたが、先生の治療のお蔭で、心臓の状態は良好に保たれているようです。
考えてみると、これだけ心臓系の薬を飲んでいれば、体力が低下したり(まさに機能を低下させることで心臓の負担を軽くしているわけですし)、めまいがしたり、といったことは不思議でも何でもないな、という気がします。
何にしても、先生から大丈夫といわれると安心します。作家になって、先生とテレビ出演しなくてはね。頑張りますわ、わたし。そうお約束しましたよ。薬はいつもと同じです。
インデラル錠10mg ⇒ 1日3回、毎食後、40日分
ヘルベッサーRカプセル100mg. ⇒ 1日2回、朝・夕食後、40日分
アイトロール錠20mg ⇒ 1日2回、朝・夕食後、40日分
シグマート錠5mg ⇒ 1日3回、毎食後、40日分
ニトロペン舌下錠0.3mg⇒胸痛発作時10回分
漢方に回らずに帰宅したわたしに、がっかりしたらしい休日の娘は、まるで母親みたいに「漢方のクリニックに電話して、湿疹だけでも見て貰えるか、訊いてあげようか?」といいました。湿疹だけでもいいとなると、心臓にさわられるかもという不安で受診できないわたしでも、軽い気分で受診できると思ったようです。
それだけ娘に対して、わたしの体力低下は不安を与えている様子。わたしは眠くて、電話をかけるのがしんどかったので、電話をかけてくれるという娘に任せました。「湿疹だけでも普通に診てくれるみたいよ」と娘。
「ありがと」と返事して、寝てしまいました。明日、漢方のクリニックと呼吸器クリニックを受診する予定です。
| 固定リンク
「健康 №2(体調) 」カテゴリの記事
- ジェイコブ・ロスチャイルド氏が死去、87歳。風邪が長引きました。(2024.03.03)
- Twitterスペース「福島京大名誉教授が国を提訴!その真意と今後のアクションプランとは」。捻挫している間に誕生日を迎え、翌日、市の長寿福祉課から(絶句)(2023.02.24)
- コロナ禍においても、極めて冷静な某クリニックに出かけました。白血球数、肝機能正常、がんの兆候もなし。イベルメクチン最高!(2022.05.21)
- イベルメクチンについて、久しぶりにツイート(2022.02.04)
- (12月7日に動画を追加)厚労省は、モデルナとファイザーの新型コロナウイルスワクチンで、重大な副反応「心筋炎」が起きていることをついに認めました(2021.12.06)
「健康 №3(受診)」カテゴリの記事
- ようやくメディアが報じ始めたワクチン後遺症。7月に循環器クリニック、内分泌内科受診。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を観ました。(2023.07.27)
- コロナから回復した女友達(イベルメクチン服用!)。循環器クリニック受診(胸部レントゲンで肺の影が無事消えていた)。(2023.01.23)
- コロナ禍においても、極めて冷静な某クリニックに出かけました。白血球数、肝機能正常、がんの兆候もなし。イベルメクチン最高!(2022.05.21)
- イベルメクチンのおかげ(19日、起床時は風邪気味→3時間後に軽快→予定の循環器クリニックの受診を平熱で無事済ませる→夜、ウォーキング)(2021.11.21)
- 9月に循環器クリニック受診(先生に、反ワクチン派から誹謗中傷の手紙が届いたとか)。反ワクチン団体を調べればきりがない。毛細血管レベルの血栓とDダイマー。(2021.09.20)