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2009年11月18日 (水)

インフルワクチン騒動

 何でも、新型インフルエンザのワクチンが相当に足りていないという。そればかりか、季節性インフルワクチンも足りていず、ほとんどパニック状態に近い地域もあるらしい。

  わが県ではどうだろうと思い、新型インフルについてネット検索してみた。ニュースによると、わが県は全県で警報基準を超したらしい。

 次に県のホームページに行ってみた。ワクチン配布について、11日付の記事があり、それによると第3回目の配布分のワクチン接種が16日から始まったようだ。

 対象者は、(1)医療従事者(2)妊婦(3)基礎疾患を有する1歳から中学校3年生(4)最優先基礎疾患の成人入院患者(5)最優先基礎疾患の成人通院患者(透析患者など)。

 しかし、ワクチン量が限られているため、今回配布分でこれら対象者すべてに接種することはできないようだ。ただ、インフルエンザウイルス薬のタミフルとリレンザは十分な量を確保できていて、重症化して入院治療が必要となった場合の医療体制は整っているという。

 10日に呼吸器クリニックを受診したとき、「11月中旬に、基礎疾患のある人が新型インフルのワクチンを受けられるようになると思います。そのときは、来てください」と先生がおしゃったのは、この第3回目の配布分のワクチン接種を意味していたのだろう。

 わたしはワクチンが足りるようになるまで、受けるつもりはない。そのために、新型インフルにかかって喘息が悪化し、呼吸困難になった場合の備えとして、気管支拡張剤メプチンエアーを貰ってきたのだった。

 2年前にかかった季節性インフルで、わたしの体は昔とは違って呼吸器官にダメージを受けやすくなっていることがわかったので、注意したいと思っている。

 あのときは、咳が止まらず、そのせいで、恥ずかしながら尿がとめどもなく漏れ、大人用のオムツがいるかと思うくらいだった(生理用ナプキンを使った)。次いで、喘息自体の悪化からか、フルタイドやメプチンの使いすぎによる副作用からかはわからないが、喉の奥がぴたりと貼りついたようになって、思うように息ができなくなった。吸った息を吐けなかった恐怖の記憶が脳裏にこびりついている。

 どうやってあの状態を切り抜けたのかはどうしても思い出せないが、危なかったと思う。もし、またそんなことになった場合は、お漏らし状態になる以前の段階で、迷わず救急外来――ひどくなるのは夜間だろうから――を受診するつもりだ。

 タミフルが劇的に効いた。その備えが県にあるらしいことは嬉しい。かかって悪化したとしても、何とかなるだろうと思う。

 わたしは自分より、家族がかかるほうが困る。普段でも、買い物など、日常生活面で家族に頼っていて、看病する自身の体力に不安があるからだ。

 で、わが家では予防の一貫として、各人にうがい薬を備えた。わたしは、手洗いとうがいをうるさくいっている。ついに、夫の会社でも、従業員のお子さんがインフルにかかったということもあって――

 ○厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/
    新型インフルエンザ対策関連情報
   http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html) 

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