意外なカード⑤
8月31日のことになりますが、わたしは政権交代で今後の日本がどうなるかが気にかかり、以下について占ってみました。
- 民主政治によって、わが家の家計に何がもたらされるか?
- 民主党の政治はどんなものになるか?
- 自民党は今後どうなるか?
意外な結果が出ました。2.の占いの結果までは、解説済みでした。
占った時点では、鳩山首相の祖父、故鳩山一郎氏(1954-1956年に首相を務めた)がフリーメーソンの会員だったとは知りませんでした。
孫の鳩山首相がフリーメーソンの会員なのかどうかはわかりませんが、わが国では何となく浮いてしまう言葉、友愛の連発は、その辺りのことと関係があるのかもしれないと思えば納得できます。神秘主義を連発するわたしのブログも、相当に浮いていることでしょうが……。
2.の結果で、現在の状況を表す①のポジションに力という博愛主義を意味するカードが出たのも、さもありなん、という感じではないでしょうか。
続いて3.の結果を見ていきたいと思います。
3. 自民党は今後どうなるか?
ケルト十字法で占い、解釈に関する主な参考書はマルシア・マシーノ著『タロット教科書』(栄チャンドラー訳、魔女の家BOOKS)です。
ただし、これは一素人の単なるお遊びです。硬直した未来しか想い描けない自身の想像力に風を吹き込ませるためのお遊び――。遊びと思ってくださらないかたは、閲覧しないでくださいね。
①のポジション―現在の状況……ペンタクルスのキング
冨を意味する大地の恵みのなかに玉座があり、そこにキングがペンタクルスを膝にして座っている絵柄。
自民党自体を占ったので、このカードは自民の本質を表していると見てよいと思います。ペンタクルスのキングは、財力と人脈に恵まれた管理能力のある保守的な男性、大組織のトップを表します。まさにそれが、かつての自民像ではなかったでしょうか。
②のポジション―助けてくれる力または障害……ペンタクルスの8の逆位置
職業訓練に励む若者の絵柄。かつては老獪ささえ発揮した自民も、野党に墜ちた今では初心に帰らずをえないという意味合いでしょう。
ちなみに民主を占ったときに、近い未来を表す⑥のポジションにペンタクルスの8が出ました。
③のポジション―過去……吊し人
逆さまに吊るされた若者の絵柄。しかし、その表情は瞑想的といいたいくらい静謐、頭からは後光まで射しています。
吊し人は、放棄、犠牲、あべこべとなった状況を表すカードです。
自民と民主が入替わった状態を、第一党の地位を手放さざるをえなかった自民の敗北と損害を端的に物語るカードでしょう。
わたしは吊し人が赤いタイツを履いていることに注目しました。赤というと、政治思想的には革命が連想されますが、この占いが自民をテーマとするものであることから考えるとどうしても小泉改革を想起します。また、①で見たように、自民の本質がペンタクルスのキングという落ち着いた中年男性を表しているにも拘らず、この吊るされた人物は若者です。新自由主義思想に染まって、理念が先走りがちな、若者のようになってしまった自民を表しているのかもしれません。そんないささかラジカルで、痛みを伴いすぎた自民の改革が国民の拒否反応を招き、自民と民主が入替わる選挙結果となったことを見事に表現したカードだと思います。
④のポジション―最近の出来事……ワンドの5
遣り合っている人々の絵柄。ワンドの5は争い、対立を表すカードです。選挙戦での闘い、そして自民の内輪もめを表しているのでしょう。
⑤のポジション―起こりうる未来……カップのペイジ
感受性に富む、創造的なムードを持った青年が、カップの中から顔をのぞかせた魚を見ている絵柄。自民は全体的に若返り、創造性を大事にする、ソフトなムードの党に変化する可能性があります。
⑥のポジション―近い未来……カップの8
並べたり、積んだりしたカップを捨てて、立ち去ろうとしている人物の絵柄。空には、月がかかっていますが、それは三日月と満月が組み合わさった不思議な月です。満月は達成を、三日月は達成の断念を示すようで、長年第一党でやってきた自民には、そうした両面がありました。
カップの8は力の交代を表すカードで、この占いは8月31日に行ったものです。自民から民主へと権力の交代があり、自民にとっては寂しさを感じさせる現実が訪れました。⇒⑥
あと少しなので、解説してしまいたいのですが、今日のところは時間切れです。また今度。
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