Notes:不思議な接着剤 #23 おさらいと読むべき本、竜の光源について
#23
2009/10/16 (Fri) おさらいと読むべき本、竜の光源について
西洋史での中世の区分は、一般的には西ローマ帝国が滅亡した476年から、15世紀末まで。
真空白熱電球はスワン(英)が1878年に発明、翌年エジソン(米)が電球を製造。ガス灯の設置は、1797年英にて。
中世ヨーロッパの主な光源は蝋燭若しくはランプ。
いろいろ資料を見ても、もう一つ、中世の暮らしぶりがぴんと来ない。以下の本が読みたい。知のビジュアル百科シリーズの中の1冊で、わかりやすそうだ。
『中世ヨーロッパ入門』
2006年3月10日金曜日 初版発行
アンドリュー・ラングリー 日本語版監修 池上俊一
定価2,625円(税込)
あすなろ書房
苔を嘗めながら、あまりにも永く生き続けている竜は、今や、半分は光の体(彼の世の体)で生きている。
竜の光は勿論オーラだが、漆黒の闇だとオーラは見えにくい。それでも見えるほど、竜の輝きは増していて、聖獣に脱皮しようとしているところなのかもしれない。
わたしにはたまにしかオーラが見えないが、薄暗いときなどはふいに自分のオーラがありありと見えることがあり、心身を浴したような心地になることがある。グリーン系→ブルー系→バイオレット系へとわたしのオーラは変化してきたので、考えかたもそれなりに変化しているはずだ。バイオレット系になってからも、その色合いは変化してきた。
人間は、というより全ての本質は光なのだ、と嫌でも想える瞬間。
嫌な光が見えることもある。不浄な光を発散しているように見える書物は、本当に嫌なものだ。本好きなだけに。
しかし、わたしも、精神レベルが低下しているときには嫌な光を発散しているに違いない。
わたしはお亡くなりになった神智学の先生のオーラを見たくてたまらなくなることがある。先生のオーラは本当に美しかった……!
あまり他人のオーラを見ることはないけれど、先生のオーラは最後にお目にかかったときにありありと見た。あのときは、先生の美点も、先生の苦悩や欠点すらも光の形態で見たということだ。
先生自身は、自分にはオーラは見えないとおっしゃっていた。こんなにすばらしい光の芸術品を自分で作り出しておきながら、それが見えないなんて、もったいないことだとわたしは思った。今は嫌でも見ていらっしゃるに違いないけれど。
全身から美酒のように溢れていた物皆あまねく照らし出すかのような光や御身を取り巻く黄金色の光のリボン……
ごく一部を自作小説『あけぼの――邪馬台国物語――』に卑弥呼のオーラとして描写したが、先生のオーラをスケッチしたメモを、何とわたしは紛失してしまったらしい(以前、半日かけて探したけれどなかった)。
頭を、いくらか暗い趣のあるブルーが円形に包み込んでいた。その色合いはわたしには意外で、先生の苦悩ないしは欠点を連想させた。全身から、美麗な白色の光が力強く楕円形に放射されていて、その白い楕円の周りをなぞるように、金色のリボンが、まるで舞踏のステップを踏むように軽やかにとり巻いていた。金色の優美さ、シックさ、朗らかさ。あのような美しい白色も、生き生きとした金色も、肉眼で見える世界には決してない。
彼の世で、先生のオーラはどう変化なさっただろうか。煌く星の形態で、彼の世からの先生のお便りを、わたしは時折受け取ったという確かな感じを受けるのだけれど、それはわたしの錯覚にすぎないということはないのだろうか。
ノートが、横道に逸れてしまった。
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