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2009年9月 8日 (火)

タイトル未定短編小説のために #5

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 見切り発車をして、出だしの部分を書いてみた。快調な滑り出しだ。

 最初はこんな具合にノート使用。大学ノートの右のページに小説の下書き。左のページはラフなメモ帳として使用。構成を練り直したり、登場人物の年齢を計算したり、資料から重要事項を抜書きしたり……また、ひらめいたことは何でもこの左のページにメモ。メモの大事な部分はマーカーで囲む。雑記帳は別にあるのだが、下書きしている最中にひらめくことが多いから、すぐメモできるように同じノートに空白が沢山あると便利。そして、下書きとして書いたぶんだけ、下書きの続きを書く前にワードで書いて保存していくというパターン。非表示にしたブログに書いてみることも。

 主人公の男性が語り手。出だしの部分に、主人公自身の経歴をごく軽く、相手の女性の経歴をくどくならないくらいに丁寧に書き込んだ。

 起承転結形式も考えたが、序破急形式でいきたい。破で、内容にかなりの揺さぶりをかけ、行きつ戻りつすることになるので、序にはそれに耐えられるだけの不動の現実感を与えなくてはならない。

 一種の謎解き小説の体裁を持たせるために、小道具(ユイスマンスの小説)を有効に使いたい。

 華(恋愛要素)はなくてはならないが、《破》を経て《急》に至ったときに、これがどうなるかについてはまだ迷いがある。

 主人公が火葬場で死んだ女性の骨を拾う(克明に描き込んだ)骨あげの場面で《序》は終わる。《序》には何の謎も神秘もなく、人生はゆったりと流れるといった趣を出すこと。

 とりあえず、そこまで進めてみよう。

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