« これで元気回復 | トップページ | 今日の夕飯 »

2009年8月 5日 (水)

4日に呼吸器クリニック受診(アレルギー検査結果)&今後の喘息治療について、私的に考えていること

 昨日、アレルギー検査の結果を聞くために呼吸器クリニックを受診しました。

 アレルギー結果報告書にあるアレルゲン名は、以下の33項目です。

コナヒョウダニ、ハウスダスト1、ネコ皮屑、イヌ皮屑、オオアワガエリ、ハルガヤ、カモガヤ、ブタクサ混合物1、ヨモギ、スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、ペニシリウム、クラドスポリウム、カンジタ、アルテルナリア、アラペルギルス、ラテックス、ソバ、小麦、ピーナッツ、大豆、米、マグロ、サケ、エビ、カニ、チェダーチーズ、ミルク、牛肉、鶏肉、卵白。

 このうちわたしはミルクと牛肉がいずれも1だっただけで、他はすべて0でした。ミルクと牛肉の1は気にしなくていいということです。

 娘も一緒に検査を受けました。花粉症の時期になると目の腫れや充血、ひどくなると鼻水に悩まされるからです。果たして、この辺りでは2月から5月にかけて飛ぶらしいスギとヒノキが高い数値でした。娘はネコを飼えませんし、食べ物は気にしなくてもよいということでしたが、エビとカニはあまり料理に使わないようにしようと思いました(「エビ好きだよ~。ナンともないんだから、今更気にしなくていいよ~」と娘はいいますけれど)。

 子供たちは小児喘息でした。当時受けたアレルギー検査では、喘息症状のひどかった息子よりも、少しある程度だった娘のほうが値が高く、今もアレルギー体質であるようです。2人とも、喘息はスイミングに行き始めて治りましたが、娘は皮膚のトラブルに悩まされがちです。

 大学時代にアパートで一人暮らしをしていた頃、皮膚科から貰ったステロイドとプロトピックをせっせと塗り続けてひどいことになったのですが、漢方専門医に通ってから綺麗になりました。

 この街に引っ越してきてからは通うのが大変になったということもあり、漢方専門医との縁が切れてしまった恰好です。昨年わたしは入院中に、この街で開業中の漢方専門医に関する情報を得ました。漢方では有名な先生だそうで、過去にレッドクロスで内科部長を勤められたかただとか。

 娘はそのような先生と縁をつくっておいたほうがよいと思い、そんなわたしのすすめもあって、昨年彼女はインフルエンザの予防接種をそのO内科クリニックで受けました。わたしも玄関まで偵察? に行き、古めかしい病院然とした建物に驚きましたが、娘は診察室で好印象を得たようでした。尤も、娘がそこで会ったのは、O先生ではなく、別の先生だったようです。

 呼吸器クリニックの先生は、娘が花粉症の症状に悩まされているようであれば、予防もできるとおっしゃってくださいましたが、わたしは娘が予防のために通うなら、O内科クリニックのほうがいいと思います。娘も、同じ考えであるようです。

 先生がおっしゃるには、1月前には予防を始めたほうがよいそうです。花粉症は20歳ぐらいから40歳までがピークで、花粉症の老人はいないとか。年をとったら治るそうですよ。

 いろいろと教えてくださる捨てがたい魅力があるにも拘らず、わたしは近々、その呼吸器クリニックではなく、O内科クリニックを受診するつもりでいます。以前から考えていたことではありました。といっても、まだO内科クリニックを喘息発作時のかかりつけにできるかどうかはわからないので、今の呼吸器クリニックにも並行して通うつもりではいます。

 ここでちょっとアレルギーの話題に戻りますが、わたしは、喘息はアレルギー体質から起きるものだと勘違いしていました。子供たちが小児喘息だったので、当時、喘息についてはいろいろな情報が入ってきました。アレルギー体質と結びつけて語られることが多かったせいか、わたしはそんな風に思い込んでいたのでした。

 しかしながら、先生によると、喘息とアレルギーとは別個のものと考えるべきだそうです。人によってはこの2つが重なる場合もあるが、そうでない場合もあるとのことでした。また、33項目のアレルギー検査では多くのアレルゲンの中からランダムに33項目選びとったにすぎないため、それ以外のものについてはわからないそうですし、検査結果には出なくても、実際にはアレルギーがある場合もあるそうです。逆に検査結果には出ていても、さほど気にしなくてもいい場合もあるとか。

 そういえば、先生はわたしの喘息について、アレルギー体質が原因とおっしゃったことは一度もありませんでした。アレルギー検査を受けたいといったときも、「何かアレルギーがあるのですか?」とおっしゃいましたっけ。そして、わたしの喘息の原因はおそらく頻脈を抑える目的で飲んでいるインデラルの副作用だろうとおっしゃいました。

 また、わたしの話をもとに、煙草の煙や香水の匂い、寒冷といった刺激に敏感に反応するタイプだろうとおっしゃいました。そして一般論として、動物は飼わないように、ハウスダストには気をつけるように、と注意をなさいました。

 先生がフルタイド主義者でさえなければ、わたしは文句がないのですけれど、フルタイド、どう考えてもわたしには合わない気がします。合う人のほうが一般的なのかもしれませんが、ネット検索してみると、合わないと書かれた記事も多く目にします。フルタイドの副作用で声帯が萎縮してしまい、前の声が戻らないことがあるとネットに出ていました。そして薬を替えて貰う人もいるようですが、わたしの場合は無理だと思います。

 あるとき――確か冬でした――ひどい咳をしていた女性が先生に、フルタイドを増やすようにいわれて増やしたが一向に効かないとひび割れたような声で訴えているのを耳にしたことがありました。その女性は、もっとフルタイドを増やすようにといわれていました。わたしはそのとき、今ほどフルタイドが自分に合わないと感じていたわけではありませんでしたが、ぞっとしてしまいました。

 壁には、フルタイドの治験例が貼られています。それはグラフで示されています。娘は、「あれを見ただけでも、フルタイドを別の薬に替えて貰うことが難しいことぐらいわかるよ」といいました。

 風邪をひいたとき、先生の指示通りにフルタイドを増やしてきましたが、むしろ喉が塞がる恐怖が募り、気管支拡張剤のメプチンエアーを使って窒息の恐怖から免れたことが何度かありました。そのメプチンエアーは、呼吸器クリニックではなく、循環器クリニックで出して貰ったものなのです。

 風邪の季節に入る秋から冬にかけて、わたしにはフルタイドしかないことを思うと、不安でいっぱいになります。前から漢方専門医にかかってみたいと思っていたこととこうした不安が重なって、前掲のO内科クリニックに行ってみようと思ったのでした。

 その準備として、レッドクロスの耳鼻咽喉科を受診し、喉の具合を見て貰おうと考えています。他にも、訴えたいことはあります。外耳炎っぽい左耳のこと。フルタイドを増やすと、鼻のなかが腫れ、鼻孔近くにおできができたりすること。鼻炎、副鼻腔炎はないか。原因のはっきりしていない、めまいの発作のこと。右耳の後ろに出来た凸については、脳神経外科で診て貰っているので、機会があれば……。

|

« これで元気回復 | トップページ | 今日の夕飯 »

健康 №2(体調) 」カテゴリの記事

健康 №3(受診)」カテゴリの記事