タイトル未定短編小説のために #2
来週の木曜日に大事な用事を控えているが、そのための準備はだいたい終わったので、小説のことが頭に浮かんだ。例の死者と生者の思惑が交錯する舞台劇風の題未定小説だ。
体調がもう一つなので、横になりながら考えていた。ふと、語り手を女性ではなく、男性にしてみてはどうだろうという案が頭をよぎった。これまでに男性を主人公にした作品は当ブログにも収録している掌編『牡丹』はじめ複数あるが、男性を語り手にしたもので完成に至った作品というと、『露草』だけだ。
『露草』は男性が、別の男性の告白を読者に伝えるという設定だった。わたしは女性なので、男性を語り手にするとなると、自信がないが、Teosophy的観点からすれば、高級マナスに雄雌の区別はないはずだ……チャレンジしてみたいと思う。
というのも、モデルとして自然にわたしの頭に浮かんだ男性を語り手に仮設定して(その男性になったつもりでやって)みたところ、怖いぐらいにすらすらと話が出て来たのだ。ストーリー的には煮詰まっていたので、あとは書くだけだと思いながら、どうしても筆が進まなかったのに、不思議なことだ。
スタイルも、自然に告白調をとっていた。バンザイ! ようやく滞っていた小説が流れ出した。乗りついでに、この小説には男性名をペンネームとして使うのも面白いかもしれない。
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