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2009年5月14日 (木)

前兆にテープ次いで舌下錠

前兆にテープ次いで舌下錠
 今朝は、起きてしばらくしたら軽い吐き気、左腕のだるさ・痺れ、背中から左肩にかけてのひどい凝りがあり、これは疑うまでもなく狭心症の前兆だなと思いました。ただ、しきりに痰の出る症状もありました。腹部の膨らみ・張りは感じませんでした。

 狭心症の前兆を覚えても、軽ければ、いつもの朝の薬を飲むだけでよくなることがあるので、服用しましたが、よくならず。これが、前の記事を投稿した9時過ぎのこと。

 それではと、次のソフトな対処法として、沢山在庫があるメディトランステープを貼りました。それでも吐き気、肩の凝りはひどくなるばかり。11時半頃になって仕方なくニトロペンを舌下。効きました。

 やっぱりこのわかりやすい狭心症の症状と、動悸がしておなかが膨らむ症状とは別物という気がするなあ。別々に双方が存在していて、ときには混合して起きている場合もある気がします。

 不思議なことに今の先生は心不全を否定され、前にかかっていた先生方のほとんどは狭心症を否定され(若いからという理由で。冠攣縮性狭心症なら若くても起きるのに)ていました。

 わたしが不思議でならないのは、インデラルの副作用として心不全と狭心症のどちらもが起きる可能性があるというのに、どうして他方を簡単に否定できるのかということです。

 副作用を警戒して定期的に心臓のレントゲンと心電図を撮ってくれたのは、わたしの不整脈をホルターで発見してくれたC先生だけでした。

 膵炎の治療を受けたのもこのC先生からで、そのときはいろいろな検査を受けました。便に脂が出ていないかということまで調べてくれたのはこの先生だけで、そのときは脂が出ていたのです。

 患者のいうことを頭から否定しなかったのは本当にこの先生だけで、安心感がありました。開業されるときに「ついてくる? ちょっと遠いかな?」といってくださったのは、今思えば、わたしの病気がわかりにくいものだったからではないでしょうか。ついて行けばよかった……地の果てまでも。

 その前もその後も、教科書的でないと、ろくに検査もせずに訴えを否定されることばかり。今の先生は、よいほうです。でも名医なのは一般的な心臓病患者にとってであって、わたしにとってもそうだとは思えません。わたしはやはり、不整脈専門医にかかるべきだったのではないでしょうか。今からでも遅くはありませんけれど。

 C先生は不整脈専門医ではありませんでしたが、友人が専門医で、連携して治療に当たってくださっていました。そのありがたみが今頃になってわかるなんて、わたしも相当な馬鹿ですね。

 ただ狭心症の症状に関していえば、大学時代からあったのです。ヘビスモーカーだった時期があり、その頃に何度か胸痛がありました。若かったのであまり気にしませんでしたが、あの痛みは忘れられるものではありません。

 結婚後は子供がほしかったので、煙草を止めました。

 頻脈を初めて自覚したときのことは、はっきりと覚えています。息子をベビーカーに乗せて、娘を幼稚園に迎えに行ったときでした。疲れやすくはなっていましたが、そのときは強い動悸のために体が揺れていると感じるほどで、娘が出てきても、すぐには歩き出すことができませんでした。

 こうしたことから考えると、冠攣縮性狭心症はインデラルの副作用で初めて出て来たわけではなく、それ以前から存在したのであって、インデラルのために発作が起きやすくなったといえるのではないでしょうか。頻脈が出て来たのは、2人目を産んだ3年後くらいからです。

 今の先生は、狭心症のコントロールはベテランのようですから、その点では本当にありがたいです。

 わたしの体は謎だらけではあります。ベテランの先生方を困らせる厄介者です。コブも不整脈も何もかも、全部が一続きとなって存在する新しい病気なのではありませんかね? わたしがドクターなら、自らを徹底して研究して論文を沢山書き、一個の学説を形成して『マダムN病』と命名するのに……(?)

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