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2009年5月20日 (水)

フロスト×ニクソン( ブッシュ? )/観たい映画

 昨日観た映画『フロスト×ニクソン』のニクソンは、どう観てもニクソンというよりブッシュだった。

 とはいえ、フィクションとしては楽しめた。また、舞台劇風の作品を書こうとしているわたしには、参考にもなった。政治におけるテレビの効果、介入について改めて考えさせられた。

 シネマ5で、観たい映画が夏にかけて目白押しだ。

○ダウト〜あるカトリック学校で〜
○ロルナの祈り
○我が至上の愛〜アストレとセラドン〜
○懺悔
○ホルテンさんのはじめての冒険
○子供の情景
○リリィ、はちみつ色の秘密
○マリア・カラスの真実

「ペレストロイカの象徴となったソビエト連邦崩壊前夜の伝説的映画」というグルジア映画『懺悔』、アフガニスタンのバーミヤンを舞台にした「戦争も銃弾も登場しないのに、戦争の悲劇や、大人が子供に与える影響の重大さを強く胸に訴えかける」という『子供の情景』、ドキュメンタリー『マリア・カラスの真実』はどうしても観たい。

『懺悔』はイラン映画界の新星ハナ・マフマルバフ、19歳の監督だそうだ。父親が名作『カンダハール』を監督したモフセン・マフマルバフ監督というが、わたしは観たことがない。フランスのプレミエール誌が「童話とドキュメンタリーの要素をあわせもち、その美しさは観る者の度肝を抜く」と讃えた。

 まずは『ダウト』か『ロルナの祈り』のどちらかだ。

『ダウト』にはメリル・ストリープが出る。演劇界の名匠シャンリィが監督・脚本という。

『ロルナの祈り』は世界の名匠ダルデンヌ兄弟が監督だそうだ。

 わくわくしながら、迷う。とりあえずは明日、パークプレイスにある映画館で『天使と悪魔』を楽しもう。

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