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2009年4月30日 (木)

現在の体調と裁判雑感

 裁判のための小旅行疲れ。昨日は洗濯をした以外はほぼ寝たきりで、記事も寝ながら。

 一昨日の帰りの電車の中から食欲がなく、今朝は尿量も少なく、おなかは妊婦さんみたい。体調がよいと全く出ない痰も頻りに出るが、血痰は出ないし、おなかも最悪のときのパンパンではない。

 心臓は不安定だが、いつものように疲れがとれれば、出たおなかは引っ込み、体重は減り、痰はなくなって、尿も気持ちよく迸るようになり、心臓の調子も戻るに違いない。

 だいたいこんな風だとわかった。できたら今日は掃除は勿論、買い物に出て、料理もしたいが、買い物と料理の両方は無理だろう。無理をすると、心臓が悲鳴を上げて、おなかがパンパンになる。

 裁判の件はまだ片づいていないとはいえ、裁判官が交替したことで前進が見られ、ホッとした。

 それにしても、裁判官の質にむらがありすぎる。前の裁判官はひどかった! 交替がなければ、裁判とは恐怖政治さながらのカフカ的世界だと思い込んだことだろう。

 息子は心配してくれているが(こちらに来るつもりでいた)、裁判官に関するわたしの話は大袈裟だと思ったようだ。が、そうではない。わたしだって、まさかと思ったほどで、こればかりはじかにあの裁判官に接してみないと絶対にわからない。

 裁判というものの密室性が、あのような裁判官の隠れ蓑となっているのだ。許せないことだ。

 わたしたち被告は一般人としては注意深いほうで、知的レベルもたぶん低いほうではなかったから、書記官に促されるままに事件の解決を弁護士に依頼する……などということはしかなったが、交替する前の裁判官と書記官の組み合わせは何にしても恐怖と絶望感をそそったから、借金してまで高額の弁護士に依頼する人々がいたって不思議ではない。庶民にとって、借金するということは大変なことだ。そのことが、家庭崩壊や犯罪をうむことだってないとはいえない。

 父にいわれるまま、何のための署名だかわからずに署名した人々! あの人々は、こういってはなんだが、わたしたちと同じ状況下では、お金がなくとも書記官に勧められるまま弁護士を雇った可能性がある。

 一般人とは無知であって当然なのだから、裁判がその一般人を陥れるものであっては断じていけないと思う。

 また、父夫婦のように、お金と体力があり、生半可な知識を持つ、しかも極めて行動的であるような、狂った人々の扱いの難しさ!

 わたしは知らなかったが、妹がいうには、奥さんはオカルトにはまっていて、その類の本を沢山持っていたという。父は、大衆週刊誌から知識を仕入れるタイプで、事件物が好きだった。

 誰だって狂う可能性があり、狂ったときには普段の趣味が大きく露出すると考えたほうがよい。

 親子関係がもたらすものについて、わたしは子供の頃から考えさせられ(つまり考えざるをえない両親のもとに生を受けた)、創作の主要テーマとなってきたが、ここに至ってついにそれが肥大化して現実を飲み込んだかのようだ。

 この問題は、親と子という小さな問題に留まらないものをはらんでいる。親(組織)と子(個人)の問題として読み変えることも可能だ。国家と国民の問題としても読めるだろう。

 子は親を思わねばならないが、その親にはいろいろあって、いずれにしても、子は親に潰される脆弱なものであってはならないと考える。

 もう父夫婦の問題は、わたしたち姉妹にどうこうできるレベルのものではない。現在の人権保護の法律の下でこそ父夫婦は、いわば、したい放題のことができていることを考えると、この先、父夫婦のことを行政に任せたからといって、わたしたち姉妹に罪はないと思う。

 自分たちの身の安全のために、今後の父夫婦の言動いかんによっては、妹と調停を起こすことになるかもしれない。

 そうしたごたごたの前に、短編小説と児童文学作品を仕上げる時間がほしい。できれば、評論も。

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