学生時代の友人とめいっぱいおしゃべり
大学時代の友人で寮で一緒だった友人Mちゃんから電話があり、久しぶりにめいっぱい話せた。この街に住む友人Sちゃんと3人は同じグループで、もう2人加えた5人が寮で仲良しグループだった。
Mちゃんとは寮時代、一番何でも話していた。彼女は実家が小倉なので、通勤に切り替えるために一足先に寮を出てしまったが、ときどき連絡を取り合って今日まで続いている。
Mちゃんは仕事を持っているし、友人の多い人であるので、こちらから連絡をとることはよほどの場合以外は控えるようにしているのだが、窮地に陥ったときにはわたしを思い出してくれるらしく、驚きの電話をくれることがあり、またそうでないときにもフッとわたしのことを思い出してくれるらしく、電話をくれることがある。
包容力のある彼女には何でも話せる雰囲気があり、たまに電話をくれたときはまとめて話を聞いて貰うことが多い。何となく、おかあさんの雰囲気がある人だ。
そういえば、彼女もSちゃんも水瓶座、わたしは魚座だが、水瓶座の要素が強いとあって、べたべたしない、それでいて親密さを失わない関係を作りやすいのかもしれない。
今日は、これまでのこと――病気のこと、父のことなど――を訊かれるままにあれこれ話し、彼女の話も聞いた。ああおなかがいっぱい。飢えていたのだ、とっても。Sちゃんもいつもの会う時期にメールをくれたのだが、待って貰っている。父のことが一段落しないと、ゆとりがない事情を話して……。
MちゃんもSちゃんも実家のおかあさんが健在で、Mちゃんはご主人が単身赴任、2人のお嬢ちゃんも就職や進学で家を離れていて、現在はおかあさんと2人暮らし。Sちゃんのおかあさんはすぐ近くに住んでいて、始終行ったり来たりしている。
わたしは母親には、母が生きていた頃から飢えていたなあ。共稼ぎだったし、母が病気になってからは甘えるどころではなかったから。文学がずっと、おかあさんのようなものだった。どんなに大切な存在であることか……。
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