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2009年3月26日 (木)

やまとのあやⅠ

以下の記事は、前記事『第2回口頭弁論雑感と瓢箪(原告側の書証)から駒』から、歴史関連の部分のみ、独立した記事にしたものです。
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 ひょんなことから、大庄屋だったというわたしの母方の祖母の旧姓がN・・・とわかりました。わたしはそんなことも知らなかったのです。伯母がわたしの名をつけてくれたのですが、祖母の名からとったと聞いていました。ああ祖母の旧姓から一字をとったのだと感動しました。

 珍しい姓で、わたしは初めて目にしました。

 母方の祖母の実家が大庄屋だったとすると、少なくとも農地改革までは、古代史によく出てくるあの辺りの土地も所有していたのではないかと思っていたのですが、ネット検索してみると、あの辺りにN…の名を入れたマンションの物件を紹介しているN…という不動産屋が出てきました。そのN…不動産はやはりあの辺りにありました。
 また、劉邦系の支族にN…があるとネットに出ていましたが、話が雄大すぎてとても本当とは思えず、引っ越しを明日にして忙しいだろうとは思いつつも、歴史に詳しい息子にそのことをメールしてみました。
 すると、以下のようなメールが帰ってきました。
私も〔その名字は〕はじめて聞いたな。ネットで調べると、大蔵氏の庶流に名が出る(大蔵氏で検索すると「日本の名字七千傑」にあたる)。このこと自体は私は確証がとれないけれど、大蔵氏は知っている。大蔵氏と言えば、いわゆる東漢(やまとのあや)で、渡来系であるのは確か。同じ大蔵姓では私が知る限り、秋月氏と原田氏が有名で、どちらも筑前の有力氏族。時代的には室町以降まで勢力があり(近代まで生き残る可能性が高い)、しかも地理的に近い。N…氏自体あまりない名字なので、この曾祖母の家が大蔵姓庶流N…氏であることにまず間違いないと思う。確かだと思う。
そういえば、日田氏も豊後大蔵氏と言うね。
 またこれで、何かしら点と点が……いやいや、急ぐのはやめましょう。でも、歴史に興味のあるわたしには、興味深い駒であったことに間違いありません。
2009年3月26日(木)

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