作品X∥昨日1頁
頭が痛くて、フラフラし、父の問題でいっぱいなはずなのに、いや、だからか無闇に創作が楽しくハイになり、昨夜快調に例の舞台劇風、神秘主義的作品〔仮に作品Xとしておこう〕はスタートした。
1頁と書いたが、体調がよくなく、横になって携帯メールで書いたから、原稿用紙に換算すると何枚になるだろう? メールで書いては、パソコンに送信した。
こんなハイな気分には、創作心をそそってくれる作品こそ、お酒で、バルザックの『絶対の探求』なんぞ極上酒。他には、緊迫感をもたらしてくれるもの、厳密さに注意を向けさせてくれるもの、鎮静剤となるもの、空想のふくらみをそそってくれるもの……といった本が傍に必要となる。
『侵入者』のときから、レギュラーメンバーは決まっている。バルザックは、どの作品も最高の刺激をもたらしてくれる。他に、ローデンバック、ギッシング、ノサック、児童文学作家でもあるマクドナルド、モーリアック、シュティフター、ヘンリー・ジェイムス。ヴァレリー・ラルボーは今回入れてみた。クリスティーもヒントをくれそうだし、ミステリアスかつ楽しい気分にしてくれるから入れてみた。
あれこれ不調を抱えがちなわたしには、よくも悪くも父くらいの刺激がないとスタートできないのかもしれない。
まさかファザコンではないと思うが、ただ、これまでわたしのまわりには、父ほど野性的で、タバコと上等のメンズ香水の似合う男は1人も現れなかった。誰も彼も、生臭いか、動物臭いか、あまり匂わない。尤も、知能にひびの入った(というより崩壊に近い)現在の父が、どんな臭気を漂わせているか、出頭時に嗅いで来よう。嫌い怖れているくせに、どうやらわたしは狂った父に会いたくてたまらないらしい……(これは意外)。
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