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2008年12月28日 (日)

ネットニュースにこんな記事=百恵さん長男が歌手デビュー

 ネットニュースをチェックしていたら、三浦百恵さんの長男・三浦祐太朗くん(24歳)が、歌手デビューとの記事。

 ロックバンド・Peaky SALT(ピーキーソルト)のボーカル兼ギター。「イトシセツナナミダ」でメジャーデビュー。ハウス食品の清涼飲料水「うるおい美率」のCMで姿を見、歌声を聴けるそうで、わたしはこちらのサイト様http://hoop.exblog.jp/10103596/で確認させていただきました(ありがとうございます)。

 一世を風靡した感のあった、三浦友和・百恵の結婚。早生まれのわたしは1学年上になりますが、百恵さんとわたしは同じ年齢。

 百恵さんは、芸能界を潔く引退して家庭に入りました。わたしたちの世代は割合、家庭的な傾向が強いように思われます。結婚後の百恵さんに、もう一度歌いたい、という思いとの葛藤などはなかったのでしょうか……。

 所詮は趣味の域を出ないわたしの場合と比べるのは何ですが、わたしは創作をやめるなどとても考えられません。尤も、これはわたしがメジャーデビュー(?)していない素人だからこそ、呑気にいえることなのかもしれないと考えることは多々あります。

 というのも、新人対象の文学賞などを獲得してデビューを果たしたものの、その出版社の飼い殺しとしか思えない状態になっている人々が相当な数いそうなことを、過去に知ったからです。

 担当編集者がつき、よい作品が仕上がれば雑誌に掲載して貰えるという状況下で、作品を書けども書けども没。そのまま何年も経過。実際に、そんな人を知っています。仮に掲載して貰えたら貰えたで、次回も掲載して貰うためには様々な制約がつき纏うことでしょう。ましてや、それで食べていくとなると、金銭的なことが濃厚に絡んできて、自分の仕事に関わる人々の生活をどの程度かは必然的に潤したり干上がらせたりすることになるわけで

 好き勝手に書ける自由は素人ならではの特権だとこの頃自覚し、これもまた人生、と思えるようになりました。それでもやっぱり、メジャーデビュー(?)は諦められませんが……。

 芸能界で活躍することが必ずしも歌に対する純粋な思いの成就というわけではないでしょうから、百恵さんの場合は自分の中で冷静な損得勘定を行い、結婚のほうが得と弾き出たのでしょうね。

 美空ひばりさんなどと比較すれば、百恵さんにはまだしも引退の自由があったともいえます。ひばりさんの場合、歌は、放浪の民ジプシーから踊りだけを取り去ることができないのと同じたぐいの何か宿命的なものさえ感じられました。プロデューサーとして優れていたという母親を長(おさ)とする、運命共同体の一員であるようなムードが漂っていましたし……。

 あら~休憩が長引いてしまいました。さあ、大掃除、大掃除。

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