« これで調子が戻るかしら… | トップページ | アナスイの神秘的なパープル »

2008年11月29日 (土)

内科・泌尿器科・脳神経外科受診②

 の続きです。一度に3科を回ったためか、疲れから狭心症の発作まで起こし、なかなか続きを記事にできませんでした。

 会計が心配でしたが、3科で3,060円でしたから、ホッとしました。検査が、泌尿器科での尿検査・レントゲン・エコーだけでしたから、高くなかったのでしょう。でも、これがバラバラに、3つの病院にかかったとすると、もっとかかったでしょうね。

 前置きが長くなりますが、内科外来に、入院中にお世話になった看護師さんがいらして、微笑んでくださいました。優しい看護師さんで、またお会いできてよかったと思いました。他の患者さんは番号で呼ばれていましたが、わたしには目で合図。

 また、外来でしかお目にかかったことがないけれど、前におしゃべりしたことのある別の看護師さんと再び、ちょっとおしゃべりする機会がありました。

 その看護師さんもわたしと同じ五十肩で、あまりに痛いので骨肉腫かも……とおっしゃっていたほどなのですが、「五十肩は、どう? わたしはまる半年、眠れないほど痛くて悩まされていたのに、ある日突然治ったのよ」とおっしゃるではありませんか。

 五十肩がある日突然治ったという話はときどき、耳にするところです。循環器クリニックの先生も、そうおっしゃっていました。

 先生はわたしと同じ左肩だったそうで、心臓血管外科医である先生は、手術中、メスを渡されるときに不自由を感じていたのだそうです。それが、ある日突然治ったとか。
「どうやって、治ったのですか?」とお尋ねすると、
「勤めていた病院をやめて開業したとたんに、治ったよ」とのお答え……?

 前掲の看護師さんによれば、医学書にも、あるとき突然治ることがある、と書かれているそうです。どうしてそうなるのかは、わかっていないそうです。不思議ですね。わたしの五十肩は治りませんよ~。もうさほど不自由感はありませんが。

 本題に入ります。

 内科受診。

 開口一番に「今度は高かったよ。少しだけど」と先生。

 パソコン画面に、検査結果一覧が出ていました。副甲状腺ホルモン値が確かに赤字になっていて、49。正常値は9―39ということですから、ホント、少し高かったようです。

 前に3回副甲状腺ホルモン値を調べて貰い、2回は高く、1回は正常で、正常だったときの検査法が最も信憑性がある、という先生のお話でした。

 今回もその信憑性のある検査法がとられたはずですから、いずれの検査法でも異常値を示すことがあると証明されたわけですね。

 といっても、正常値だったときも、上限ぎりぎりの値だったので、時期によってはもっと高いときもあるのではないか、とわたしは思っていたのです。

 カルシウム値はずっと正常範囲内ですが、これも、時期によっては高いときもあるのではないかとわたしは想像しています。というのも、呼吸器科の先生が、原発性副甲状腺機能亢進症は、検査でわかりにくいとおっしゃっていましたから。

 いずれにせよ、今回異常値が出たということで、これまでは内科で続けられていた経過観察が泌尿器科でも行われることになりました。副甲状腺機能亢進症の治療には手術しかなく、わたしがかかっている病院では、それは泌尿器科の担当になるためです。

 そもそも8月から9月に入院したときに、その手術が行われる予定だったのです。が、血中カルシウム値は正常、エコーと造影CTでは確認できた腫瘍が骨シンチでは確認できなかったこと、さらには前掲の最も信憑性が高いという血液検査でも、副甲状腺ホルモン値は正常と出てしまったため、手術は見送りとなったのでした。

 この件では、長引きそうです。

副甲状腺機能亢進症に関心がおありのかたは、甲状腺・副甲状腺の治療で最も著名な病院、「野口病院」のホーム(http://www.noguchi-med.or.jp/)における『病気について』をご参照になっては如何でしょうか。

 そのぺージに、《副甲状腺機能亢進症の症状》として、

以前は、腎結石、骨そしょう症、消化性かいよう、膵炎などから診断されることが大半でした。最近では、血清カルシウムのスクリーニング検査が普及し、はっきりとした症状のない方もたくさん見つかってきています。食欲がない、いらいらする、身体がだるい、集中力がない、頭痛がするなどの症状が治療後に改善することがあります。このような場合は、病気のためにこれらの症状があったと判断されます。

 とあります。わたしはこのうち、腎結石、膵炎の疑いがあり、膵炎は過去に慢性膵炎として投薬治療まで受けていました。

 腎結石については、排尿時に排出された石の現物を自分で確かめたことがありますから、あることは間違いありません。ちなみに、前掲のページに、「尿路結石患者での頻度は5%前後」とありました。

 骨粗鬆症と診断されたことはありませんが、ここ数年、五十肩を含めて、あちこちの関節のトラブルに悩まされていることは、以前から当ブログをご訪問いただいているかたがたはご存知のことと思います。

 泌尿器科(腎・泌尿器センター)受診。

「頭の病気はどう?」と訊かれたのですが、頭蓋骨腫瘍も頭の病気に入るのですね(?)。

 関節のトラブルについて、副甲状腺の件が絡んでいる可能性はあるというお話でした。

 わたしの症状から見て、「副甲状腺機能亢進症の可能性あり、だね~」だそうですが、血中カルシウム値、骨シンチが正常と出ていることを考えれば、「手術は、症状が熟してからのほうがいい」というお話でした。

 熟するのを待つということは、関節のトラブルなどが一層深刻になるのを待つということでもあるのでしょうか?

 と思いましたが、口には出しませんでした。手術を受けたからといってめでたし、めでたしというわけにはいかないようなので。

 再手術となったり、カルシウムの投与が必要になったりすることもあるようです。それに正直いって、わたしは手術なんて、1回だけで懲りました。

 次回の内科受診は1月28日、採血・採尿があります。泌尿器科受診は、内科の先生の指示で、必要に応じてということになります。

 脳神経外科受診。

 頭の凹みについて、お尋ねしなければ、という気持ちでいっぱいでした。

「さて、傷はどうかな~? あれ、手術したの、どこだったっけ?」と先生。
「ここです。ところで先生、その手術痕ですが、かなり凹んでませんか?」とわたし。すると、「あ……」と先生。

 あ……だなんて、意外そうな声を出して、と思いながら、「これ以上、凹みませんか?」とお尋ねしました。

「いや、これ以上、凹むことはないよ。若い人であれば、骨が成長して盛り上がってくることもあるけれど、もうそのお年でもないから……」と先生。

 先生、あなたね、わたしより少しばかり若いと思って、わたしを年寄り扱いしてません? 年齢に関わる話をするとき、決まって先生は軽い口調になり、わたしの顔を上目遣いで悪戯っぽくご覧になるのです。

 耳の後ろの腫瘤については、他の種瘤も含めて、急な成長は見られないため、CTは被曝の心配から、もう少し時間を置きましょう、というお話でした。

 耳の後ろの腫瘤を触診していただく際に、「脂肪腫ですか?」とお尋ねすると、「いや、これは骨だね」と先生。その言葉に、わたしはぞっとしてしまいました。

「これを手術するとなるとねえ、大変だよ」と、さらに先生。耳の後ろの骨の下は、音の響きを伝えやすくするために空洞となっているそうです。

 どう大変なのかはお尋ねしませんでしたが、下手をすれば、耳に障害が起きるとか、そういったことなのでしょうか。生検が必要とならないことを、祈るばかりです。

 実はその耳の後ろの種瘤の下に、オマケみたいに、もっと小さな腫瘤もあるのですけれど、どういうわけか、それをいうのを忘れていました。それは次回の受診時に、お話ししようと思います。

 摘出したコブ1号を含めると、わたしの頭蓋骨には、全部で骨の腫瘤が5個、誕生したことになります。全部がコブ1号と同じものなのかどうかは、生検して貰わなければわからないことですが、感触としては似ています。

 もし、多発しないタイプの骨腫が多発したとなると、*****症候群のようなものの疑いも、再び浮上してくることになるのでしょうか。

 整形外科で経過観察して貰っている骨のでっぱりについて、これらも結局は生検して貰わなければ、正体がわかりません。何にしても、骨に関しては悩ましい限りです。

 次回は、2月か3月、脳神経外科の外来に予約を入れて受診するように、とのことでした。

|

« これで調子が戻るかしら… | トップページ | アナスイの神秘的なパープル »

健康 №2(体調) 」カテゴリの記事

健康 №3(受診)」カテゴリの記事