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2008年10月15日 (水)

昨日、友人とランチ

20081014115207 昨日、年に2回会うことにした(前回までは年に1回でした)、同じ市に住む学生時代からの友人とランチしました。仲間になった娘も交えて……。

 ランチの内容をご紹介しますと、メインプレート(豆腐にチーズを挟んで揚げたもの。豆腐ドレッシングのかかっているサラダ。胡桃とクルトン状に揚げた豆腐と野菜を和えたもの)、スープ、五穀米あるいはパン、皿にのせた小さな笊には豆腐をバイキング方式で――

 バイキングで好きなだけ食べられる、なめらかな豆腐は崩してあり、木杓子ですくうようになっていました。

 ヘルシーで、居心地もよかったために、食後のコーヒーも含めて、わたしたちは3時間も過ごしてしまいました。

 それから、ワシントンホテルプラザの『カフェ・ド・パリ』に場所を移して、ケーキ・セット。ここでさらに1時間半。すると、友人が帰宅しなければならない時間になりました。

 下のお子さんが小学6年生で、友人が午後4時までに家にいなければ、お子さんは締め出されてしまうのです。午後3時半過ぎに、わたしたちは別れました。

 いろいろとおしゃべりしました。彼女は国体に結構行ったみたいで、開会式の抽選にも当たり、遠目ながら両陛下を見ることもできたとか。皇后様は、上品で美しく、とても優しそうに見えたそうです。ハンドボールは3回も見に行き、夫婦で熱中していたバドミントンは勿論観戦したとのこと。

 友人はお子さんがたが大きくなってきて身軽になってきた様子で、軽快に見えました。でも、わたしも彼女も専業主婦として家庭に専念する中で我慢してきたことも多く、本当は自分が何をしたいのかわからなくなっている、ということでは共通したジレンマを抱えているようでした。

 本当にしたいことがわからなくなっているので、当然目標も見えて来ない、と彼女はいいました。

 学生時代は学友会執行部における議長団の書記として極めて目立つ立場にあり、傍目にも有能に見えた彼女。一緒に就活をし、わたしは何とか就職口は見つけたものの母が倒れたために、彼女は思うような就職口が得られなかったために、それぞれ実家に帰りました。

 この市で、市役所や病院などで働き、その後結婚して子供に恵まれ、充実した毎日ではあるようですが、充分に能力を発揮しきれていないような漠然とした不満があるのでしょう。

 わたしも創作はずっと続けてきて、一方神秘主義者としての思い込み(?)も保持ていて、その方面のそれなりの実験や研究をコツコツ続けてはいますけれど、わたしの場合は結婚生活に対する根本的な疑問があるのですね。

 わたしは本来多発しないタイプの骨腫瘍が多発した原因について、医学的には原因不明であるけれど、自分では、昨年夫が仕出かした出来事に対するどうしても抑えきれなかった、圧倒的な怒りと不信感と嫌悪感がそうしたものを発生させたと解釈していると、彼女に話しました。

 勿論一方では、普通の感覚と常識で物事を判断し、医学と医療に頼っています。

 以前、やはり夫に対する同じような類のもっと恐怖を帯びた感情が、一瞬にして子宮頸部の前癌病変を惹き起こしたこともあるとも彼女に話しました(そのときわたしは、おおかたの神秘主義者なら身につけているはずの、想像の清らかな白い光を患部に照射する方法で治しました。今回、わたしは何もしていません。そのような方法で治そうという気力が湧かないのです。生命の危険に脅かされていないせいかもしれませんが)。

 さらに、もういい加減、夫をうまく操縦する要領を呑み込んでいてもいいのではないかと自分では思っているのだけれど、難しくてできない、と彼女に告白すると、彼女も、そうできるようになるべきだと思っている、と彼女自身のことを語る語り口でそういいました。

 夫は衝動的なタイプで、時々先のことを何も考えていないかのような行動に走ることがあり、わたしはそんな彼を操縦することがとても難しいと感じてきました。50歳になって、つくづくそのことに疲れを覚えるようになりました。

 大抵のことを知っている娘はときどき、わたしの言葉足らずのところを傍から補い、日常的な軽い話題では話に加わり、わたしがちょっと席を外したときは、友人と仕事のことなどを話していたようです。この市で働いていた友人の話は、娘の参考になるようでした。

 ところで、友人は最近、よくネットをしているようです。もしかして、わたしのブログを見ているんじゃない? と訊きたかったのですが、訊けませんでした。だって、彼女にはこのブログのことを秘密にしているのです。彼女が見ているかもしれないと思うと、恥ずかしいのですね。

 でも、何となく彼女のわたしに対する理解力が増した気がするというか、以心伝心みたいな感じを受けることがあって、もしかしたらブログを? そう思ったりしたのでした。それとも、『侵入者』の載った同人雑誌を送ったことが、この柔らかな変化を惹き起こしたのでしょうか?

 尤も、あれこれ話すようになった今では、このブログのことを彼女に秘密にする理由もありませんけれど……。

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