入院21日目②
お菓子をテーブルいっぱいにひろげて、その中のブルボンの『五穀のビスケット』を頬張っていたところへ、突然の主治医の入室。
いつも主治医は、間の悪いときにいらっしゃいます(とても病人には見えないだろうから、追い出されても文句はいえないー)。
午前中に19歳の女性が退院して行き、残る3人でおやつにしていたところだったのです。
おやつといっても、わたしを除けば、食事制限のある糖尿病の女性と食欲不振のおばあちゃまですから、食べる分量はしれたものです。
でも、3人で食い散らしていたように見えたかも……。
糖尿病の女性は病歴が長く、自宅で低血糖を起こして意識をなくしていたところを発見され、救急車で運び込まれたそうです。
真面目な女性で、毎日開かれる糖尿病教室、ビデオを欠かさず、メモ魔で、わたしはいつも感心しています。
そんな彼女の唯一の楽しみは、おやつを買いに行くこと。カロリーの少ないものを、時間をかけて選ぶのを楽しみにしているのですね。
この日彼女が選んだおやつは、ノーシュガーのボトル入りコーヒーと写真のビスケット。自分では少ししか召し上がらず、残りはわたしのおなかに入ったりします。
そのビスケットとおばあちゃまからいただいた酢昆布と自分で買ったサラダプリッツをサイドテーブルにひろげ、どれをおやつにしようかと熟考の末にビスケットをチョイスしたところへ主治医がお見えになったのでした。
「耳垂れが出たって?」と先生。
「耳の穴の湿疹を掻きこわしたためです」とわたし。
「じゃ耳鼻科というより皮膚科だな」と先生。
16:15 ガーゼ交換。
とめていたホッチキスみたいなもの3本を抜いて貰い(まだあります。あと3本)、髪にへばりついてなかなかとれない血糊を拭いて貰いました。
ホッチキスを抜いて貰うのは痛く、ブルルと震えました。
ネットは外し、手術痕のある円形のハゲを大きなガーゼで覆って、四隅をピンでとめているだけです。これがあの苦闘の跡だなんて……。早い回復ですね。
娘が、秋らしい茶のシンプルなやわらかい素材の帽子を買ってきてくれました。それでハゲを隠して、めでたく退院となるでしょう。
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