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2008年8月 5日 (火)

入院のこと

 入院するまで間があって、助かります。

 正直いって、頭の瘤から入院話が飛び出してくるとは思いませんでした。この瘤、愛嬌があるからか、結構人に触られましたよ(髪に隠れてみえませんが、触ると可愛い感じなのですね)。

 脳神経外科の看護師さんが「わたしも骨腫かもしれない。肩がね。頭、触ってみていい?」とおっしゃって。わたし、まだ骨腫と確定したわけではないのですが。看護師さん、早くお隣の部屋の整形外科を受診なさってね。

  昨日も内科の看護師さんが「どこ?」と。脚と指の腫瘤は可愛くないのか、誰も触ってくれません。

 こうした腫瘤の原因究明のために、内科に入院することになった次第です。

 内科の先生は飄々とした感じながら迅速に事を進める先生で、脳神経外科と整形外科の先生から届いたデータをチェックなさっていたかと思うと、わたしを振り返り、「入院にして調べようかな。通いじゃ、いろいろできないから。いつがいいですか?」

 わたしは入院という言葉に驚いて、「入院期間はどれくらいになるのでしょうか?」と訊きました。すると、「わからない」と先生。

 わたしはぽかんとなりました。おおよそでも入院期間がわからないと、希望日は出しにくいのです。仕事を持っている人や子供が小さい人は困るでしょうね。でも、わたしだって困ります、一応主婦業を担っていますので。

 結局、「先生にお任せします」といいました。

 検査をするだけであれば早く退院できるのかもしれませんが、副甲状腺の手術をするとなると長くなるということのようです。入院予定をパソコンに打ち込むときに先生は、
「4週間くらいにしておくかな」と呟かれました。

 最長で4週間と考えていいのでしょうか。「もし手術を受けなくても済むとしたら、どれくらいで退院できますか?」と伺うと、先生は眼をぱちくりさせてわたしをご覧になり、「あ、それは……」とおっしゃっただけでした。

 これまで出遇ったことのなかったタイプのお医者さんで、独特のムードを醸す先生です。インテリっぽい風貌。ホームページの医師紹介を見ると、九大出身の先生であるようです。

 慢性膵炎疑いで3年間薬を飲んでいたけれど、現在はなかったことになっていることをお話ししましたが、この話に疑わしげな反応を示さなかった先生は初めてでした。わたしの話を特に肯定されたというわけではありませんでしたが。

 「前から症状はあったはずだけどね。誰かに見せようとは、思わなかったの?」と先生。「症状といいますと、瘤のことですか?」とわたし。「そう」と先生。

「誰にでも、こんな瘤の1つや2つ、あると思っていたのです」とわたしは、正直にいいました。すると先生は、また眼をぱちくりさせて、まじまじとわたしをご覧になり、「そう……。そうかもしれないね。そんなものかもしれないね」と、同調なさったではありませんか。

 こんなときに、専門家としての考えを述べないお医者さんは珍しいと思いました。

 家から歩いて通えるので、五十肩でかかるにはこの病院がいいと思い、通い始めました。が、かかりつけの循環器科クリニック、呼吸器科クリニックの先生は県立病院の先生だったことから、そちらに統一したいと思ってきたにも拘らず、県立とは縁がないのか、ここと本格的に縁ができてしまいました。

 何となく循環器科の先生、呼吸器科の先生には報告しにくいなあ。今週中には薬を貰いに行き、報告しようと考えています。

 入院予定の病院は現在、増改築中です。わたしの入る大部屋辺りも丁度工事中だとか。その増改築によって大部屋は4人部屋に統一されるそうですが、わたしが入るときまでにその工事はたぶん完了せず、古い6人部屋に入ることになるだろうとの看護師さんのお話でした。

 パソコンは、娘と共有しているので、持っていけません。当ブログは、携帯から更新しますね。

 何しろ入院期間がわからないので、準備に迷います。売店はあまり期待できないので、必要なものはきちんと持って行こうと思います。病院は街中にあり、てくてくデパートまで歩いて15分くらいでしょうか。ただ、近くにコンビニを見かけません。

 明日は美容院を予約しています。喘息が出ると困りますが、この髪のまま入院したくありません。

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