入院7日目②
明日は、アルメイダ病院の放射線科へ11:00までに行かなければなりません。
紹介状、地図、タクシー券を、看護師さんから渡されました。
パムクの『雪』を33頁読んだところです。『わたしの名は紅』のように技巧が目立つ作品であることは、既に感じとれます。
スタッフステーションに近い隣の部屋に寝たきりのおばあさんがいて、四六時中うなされ、歌うような声を上げていました。
そのばあさんの声が、今日は、よく人が亡くなる例の個室から聴こえてくるではありませんか。
いよいよ・・・なのでしょうか?
今のままでは生きている意味がないでしょうが、あんな状態のまま死ぬというのもどんなものでしょう?
まだ7日にしかならないのに、人の死が珍しいものではなくなりつつあります。
入院患者として見ていると、人の死は生活臭を纏いすぎていて、糠味噌臭いと感じるほどなのです。
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