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2008年8月16日 (土)

入院5日目④

今日は外来がお休みだったので、病院は静かでした。

先生の回診は、午後4時過ぎにありました。
「お変わりありませんか?」と先生。
「はい。先生、昨日は素人感覚で色々いってしまって、すみませんでした。先生にお任せします、首が先でも構いませんよ」とわたし。
「イヤー、心臓が先がいいかなー」と先生。
「かかりつけの循環器クリニックの先生にコンタクトをとっていただくわけにはいかないのでしょうか? 3年以上診ていただいていますので、わたしの心臓に関しては、わたし以上にご存知だと思いますので」とわたし。
「いいですよ」と先生。
「ええっと電話番号は」と慌てながら薬袋にクリニックの連絡先もあったはずだと思い、それを出しました。
「○○○○薬局」と先生。
「違った。ああそうだ、診察券に電話番号がありますね」とますます焦りながら、整理棚からバッグを取り出し中身をベッドぶちまけました。冷静沈着なお顔をしてじっと待っていらっしゃる先生。
「見苦しくて、恥ずかしいわ〜。ちょっとお待ちくださいね。県立で心臓血管外科の部長をなさっていた先生なのですが」と言い訳しながら、あまりご存知なさそうなクリニックの先生をアピールします。
「へえー」と謹厳そのものの顔つきで、子供のような反応を示される先生は、この病院の内科部長です。
クリニックの電話番号は手帳に書いているのに、思い出せませんでした。診察券を出して番号をノートの切れ端にメモし、ようやく先生に渡しました。
「じゃあ、月曜日に連絡をとってみましょう」といってくださり、ホッとしました。

何しろ入院したのが内科で、内分泌・糖尿病の先生ですので、心臓の話題に関しては何となくチグハグな感じを否めません。
見回りの看護師さんから「胸のほうは如何ですか? 発作があったときは心電図をとりますので」といわれ続けて食傷気味です。いい機会だとは思うので、わたしも期待に応えて発作を起こしたいものだとは思いますが、あれ以来起きないのですね。
どうせなら脈拍数と血圧をこまめにチェックしてほしい気もします。

めまいの発作を起こした中年女性が、扁桃腺を摘出して退院したあとに入ってきました。主治医は耳鼻咽喉科の先生です。この病棟には、内科と耳鼻咽喉科の患者が入っています。

今夜は死人が出なきゃいいけどな〜!

おやすみなさい。

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