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2008年8月30日 (土)

入院19日目②

来月の5日、金曜日に退院できそうです。
25日間の長い入院になりましたが、予定が最長4週間というものでしたから、予定内の退院ですね。
尤も期間だけが予定通りで、喉切らなかった割には長い入院だったし、副甲状腺の腫瘍をとれば、複数ある骨の腫瘤の成長が止まるばかりか長年の頻脈も治まり、全ての不都合を一掃できるという楽観的観測は幻想に終わりました。
ちょっとした手術というには骨の手術は受ける側も体力を要し、この先あんな手術を繰り返したくはありません。原因をはっきりさせて退院したかったのですが、それは無理な願いのようです。

11:05 内科の主治医がいらして、「脳外科のほうの結果が出るのは、いつでしたか?」と先生。
「2週間かかるとおっしゃっていました」とわたし。
「かかるね〜。抜糸はいつ?」と先生。
「来月の5日です」とわたし。
「では、それが済んだら退院ということにしましょうか。副甲状腺ホルモンの値は検査で高かったり、正常だったりですからね、機能異常はあるのかもしれない。副甲状腺腫瘍らしきものもあると思いますが、少なくとも現時点では血中カルシウムの値は高くありません。骨の問題とは、無関係と考えてよいでしょうね。いや、医学的にいえば、わかっていないことのほうが多くて、わからなくて、あたりまえなのかもしれないな〜」と先生。
「先生、話題を医学の神秘に逸らさないでください。このところ目に見えて増えたり大きくなったりしている腫瘤が体質とか老化現象といわれても、納得できませんよー。イボやホクロみたいなものなら、わたしみたいな症状に悩む人が沢山いていいはずだと思うのです」とわたし。
話題はその後も現実問題と医学的神秘の間をフラフラし、糖尿病の女性も加わって、雑談風に盛り上がりました。
「内科的にはわからないとしかいいようがないので、整形外科のK先生に専門医を紹介していただいては如何でしょうか?K先生に押しつけるみたいで悪いけれど」と先生。
「K先生のペースに呑まれて、いい出せないかもしれません。K先生は、寝た子は起こさない方針でいらっしゃいますし」とわたし。
「それは内科でもそうですよ。寝た子は起こさないというのが基本です」と先生。
今度は話題が医療の一般論に反れそうだったので、わたしは黙りました。

とりあえずは、来月2日に予定されている整形外科でのCT検査を受け、脳外科での生検の結果を待ちたいと思っています。
紹介うんぬんの話は、それからでもいいと考えています。
幸い内科の主治医は、こちらが見つけてきてお願いすれば、快く紹介状を書いてくださりそうですし、退院後にかかりつけの循環器クリニックの先生にご相談してみようかとも思っています。

16:40 看護師さんにドライシャンプーして貰って、さっぱりしました。

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