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2008年8月22日 (金)

入院11日目②

昨夜、脳神経外科の先生とエレベーターの中でお会いしたときに、「一度ご家族のかたとお話ししたい」とおっしゃっていました。
17時頃、娘とデイルームでお茶していたら、脳神経外科の先生が通りかかってわたしたちを目にとめられたので、「娘です」というと、「ご一緒に詰め所でお話しできますか」とおっしゃったので、娘と行きました。
娘は、わたしの瘤のある頭蓋骨の画像(CT像をもとにした想像画像)を見て驚いていました。
これまでわたしが説明を受けたことが、わかりやすく繰り返されました。
そして先生は、「こんな腫瘤があちこちにあるので、内科の先生はじめ我々は、これは何だろうと思い、まずは内科の先生が内分泌を中心に検査なさってきたわけです」
こんな症例は、先生方には初めての経験だそうです。
腫瘍専門医に診て貰ったほうがいいかもしれない、ともおっしゃいました。
遠方に行って、偉い先生に診て貰う金銭的余裕はないわ〜(;゜O゜)
ネットサーフィンしてみますけれど。
バケット使い放題に設定しておいて、よかったこと。
頭の瘤をとってほしい気持ちに変わりはないというと、先生の話題は手術道具に移りました。

今日退院していった60代の女性と意気投合し(というより気に入られて)、連絡先を交換しました。昔、陸上で国体に出たという体の大きな、華やかで、とてもパワフルな女性です。ずいぶん、楽しくおしゃべりしました。
彼女の息子さんが水戸の大きな病院(前に間違って筑波と書きましたが、医局が筑波だそうです)で整形外科医をしているそうで、わたしの症状を話してくださるそうです。
彼女は青森出身で、この市に嫁いでくるまでは、東京暮らしが長かったとか。
彼女の顔面の痺れの原因はわからずじまいでしたが、膠原病の疑いは晴れました。涙や唾液の量を測る変わった検査はじめ色々な検査を受けていましたが、外来でも検査は続行されるようです。
彼女に「あなたはまだ若くて、綺麗で聡明だから、これからの人生は明るいわよ」と力強く励まされ、お世辞でも元気が出ました。顔のシミに気をつけるように、とも警告されました。もう諦めているんですけれど〜!

新しく、扁桃腺に膿の溜まった60歳の女性が入ってきました。1月に肝嚢胞が大きくなって手術したそうで、いきなり病衣を開いて傷痕を見せられ、びっくりしました。
ここのすぐ下の階は癌病棟だそうで、そのとき彼女はそこにいたそうです。幸い癌ではなかったそうですが。

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